7つのカテゴリ17プログラムを展開
「Salesforce 使い方」でWeb検索すると、Salesforceの公式情報だけでなく、セールスフォースのパートナー企業やユーザー企業によるSalesforceの活用法を解説したコンテンツを見つけることができます。
的確で分かりやすく紹介している記事も多くありますが、どんな情報であれ「公式」が気になるのが人間の心理というものでしょうか。私たち社員には「セールスフォースでは、実際にSalesforceをどう使っているんですか?」という質問を頻繁にいただきます。
お客様からいただくその疑問に答えるために、セールスフォースでは「Salesforce on Salesforce」というグローバルのプログラムを用意しています。
その名の通り、 セールスフォースの社員自らが Salesforceの使い方を実例とともに解説する内容で、社員が直接お話させていただくほか、一部は動画やブログでもご紹介しています。日本では、7つのカテゴリで17本(2024年10月現在)のプログラムを提供しています。
日本で提供している 「Salesforce on Salesforce」 プログラム
1. 営業
- 営業マネジメント(営業管理)
- エンタープライズセールス
- インサイドセールス
2. 経営企画/営業戦略
- セールスストラテジー(営業戦略、経営企画)
- M&A
3. マーケティング
- マーケティング戦略とKPI
- メールマーケティング
- Data Cloudデータ活用
4. 顧客サポート
- カスタマーサクセス
- カスタマーサポート
- パートナーマネジメント
5. 技術/製品開発系
- ソリューションエンジニアマネジメント
- プロダクトマネジメント
6. 人事/育成
- 営業育成(セールスイネーブルメント)
- 人事(エンプロイーサクセス)
7. 管理部門/バックオフィス
- サステナビリティ
- ファイナンス
営業だけじゃない Salesforceの利用範囲と価値
この一覧をご覧になって「Salesforceって営業管理ツールじゃないの?」「人事/育成やファイナンスでもSalesforceは使えるの?」と驚いた方もいるのではないでしょうか。
Salesforce は営業関連の業務だけでなく、バックオフィスやマーケティングなど多種多様な業務・部門でも活用できます。実際、セールスフォースでもさまざまな部門で Salesforceを生かしています。
例えば、人事/育成(セールスフォース では「 エンプロイーサクセス」と呼びます)では、新入社員のスムーズなオンボーディングと生産性向上のため、Experience Cloudというプロダクト上にサイトを構築。新入社員が福利厚生の情報やタスク、クイックリンクにアクセスしてSalesforceでの業務にすぐに取り掛かれるようにしています。
人事/育成のプログラムでは、こうしたセールスフォース自らが活用して得たノウハウを多数ご紹介しています。
そのほか、マーケティングのプログラムでは、実践例をもとに年間売上目標の達成のための戦略立案と実行法、組織づくりを紹介。「Sales Cloud」のCampaign Object やキャンペーン管理と効果測定 、「Marketing Cloud」を活用したメールマーケティング、そして「Data Cloud」を活用したファーストパーティーデータ活用法など、 関連するプロダクトの具体的活用法も揃えています。
Salesforceは何がすごい? 営業活動に貢献するマーケティング計画の仕組み
もちろん、営業分野でのSalesforceの使い方の情報も充実しています。営業戦略立案や売上予想とパイプライン管理、リード管理では、守りと攻めのデータ分析を高い精度で行うポイントや、迅速な経営判断につなげるためのアクションを解説。
営業人材の育成 (セールスイネーブルメント) では、営業人材を育成し、個人が成長し、会社の生産性を上げるためのアプローチなど、人の育成と売上を伸ばすために必要な仕組みやノウハウを詳説しています。
営業部長のための営業戦略の作り方
5万時間を削減したAI術も紹介
これらの活用法には、当然、今どのお客様も注目するAIの活用術も、自らの経験をご紹介しています。
たとえば、セールスフォースでは人材/育成における従業員サポートでは、Salesforce のAIを活用しており、PCトラブルなどの問い合わせ対応をAIが行うことによって、テクニカルサポートやメール対応が50%削減され、セルフサービス率が93%に達しています。
また、目標管理ツールプロセスの1つである「V2MOM(*)」にもEinsteinは組み込まれ、明確かつ計測可能な目標の設定や、自分のマネジメントラインとの連携を強化する目標設定ができるようになっています。
*ビジョン(Vision)、価値(Values)、方法(Methods)、障害(Obstacles)、基準(Measures)の頭文字で示したSalesforceのグローバル共通の目標管理手法・ツール。
日々のコミュニケーションでは、「Slack」を活用。Slackに搭載するAIは、四半期で約37万件のクエリを処理し、アプリを使用した従業員は、3か月の間に合計5万時間を節約できたという実例もあります。
Slack AIとは。「3つのAI」で働き方はもっと楽になる
このように、セールスフォースでは2024年現在、従業員の生産性向上を促進するために、50を超えるAI搭載ツールを導入しており、3ヶ月で5 万時間分の業務効率化を実現しています。こうしたAIのノウハウもSalesforce on Salesforceでは詳しく解説します。
SalesforceがAIを活用して、3ヶ月で5万時間分の業務効率化を実現した方法
お気軽にお問い合せ下さい
今回は、Salesforce on Salesforceの概要とその内容の一部を簡単にご紹介しました。「もっと詳しく話を聞きたい」「自社にどのようにマッチさせればいいか教えてほしい」などの要望やご興味がある方は、ぜひ問い合わせフォームから「Salesforce on Salesforce」プログラムを希望することをお申し付けください。皆様の成功のために、各分野の専門家が喜んでご説明をいたします。
また、人気のプログラムはブログでの記事と映像を用意しているので、ぜひセールスフォース流の Salesforce活用法に触れていただければ幸いです。
英語にはなりますが、セールスフォースが手がけるコンテンツのオンデマンド配信サービス「Salesforce+ (セールスフォース・プラス)」では、36本の動画を公開しています。グローバルのトレンドをつかみたい方はぜひご覧になってください。
日本でも開始したSalesforceの映像コンテンツ配信プラットフォーム「Salesforce+とは?」
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