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「Dreamforce 2024」の衝撃を日本でも。AIとイノベーションの進化系を学ぶ1日

AI時代第3の波、自律型AIエージェントのスイート「Agentforce」を大々的に発表した今年の「Dreamforce 2024」。本記事では、主な発表内容と、それを日本に伝えるためのイベント「Dreamforce 2024 Recap in Tokyo」をご紹介します。

米サンフランシスコで9月17日〜19日(現地時間)に開催した世界最大級のAIイベント「Dreamforce 2024」。今年の注目は、自律型AIエージェントのスイート『Agentforce』。AIと人間の協力による変革をどう実現するのか、AIの進化系を発表しました。

米国で発表されたその内容を日本にも伝えるため、「Dreamforce 2024 Recap in Tokyo」を10月22日に開催、オンライン配信します。本記事では、その見どころと視聴方法を解説します。

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Dreamforce 2024 recap in Japan

Dreamforceとは

毎年数万人が集結するSalesforce主催の世界最大級のAIイベントです。ビジネスリーダーやイノベーターが一堂に会し、最新のテクノロジーやビジネス戦略が共有され、「未来を切り開くアイデア創出のが生まれる場」と位置付けています。
今年のDreamforceでは、AIの革新とそのビジネスへの応用が大きなテーマ。特に自律型AIエージェントのスイート「Agentforce」の発表が大きな注目を集めました。「第3の波」と言われるAIの進化系を解説しました。

Dreamforce 2024の注目ポイント

Agentforceが切り開くAIの新時代

最大のハイライトは、AIと人間が協力し、顧客の成功(カスタマーサクセス)を強力に支援する『Agentforce』の発表です。

これは単なる技術革新ではなく、AIがビジネスパーソンと協働しながら、よりパーソナライズされた顧客体験を提供するという新しい時代を切り開くもので、ビジネスの未来を変える可能性を秘めています。

Agentforceの実力。Saks Fifth Avenueのコールセンターデモ

Dreamforce 2024では、Saks Fifth Avenueのコールセンターを舞台に、AIオペレーター「Sophie」を使ったデモが行われました。Sophieは、オンラインで購入したセーターのサイズが合わない顧客に対し、購入履歴を基に素早く交換対応を提案。しかし、顧客の急ぎのニーズには対応できず、オペレーターに引き継ぐかどうかを確認します。

ここで、デモを行っていたProduct MarketingのPatricが、Agentforceの管理画面を開き、API経由で店舗在庫データを参照。再度、Sophieがサンフランシスコ店の在庫を確認し、即日ピックアップの提案を行うことで、顧客のニーズを迅速に解決しました。

このスムーズな対応は、Agentforceがいかに高度なシステム連携と自然な対話を実現できるかを示す一例で、必見です。

「Dreamforce 2024」 の会場

DIYのAIと何が違う?

今回のデモを通じて浮き彫りになった重要な教訓は、「AIをDIY(Do It Yourself)しないこと」です。

AIをDIYしようとすると、膨大なコストや時間がかかるだけでなく、データの分散やセキュリティリスクといった問題も発生します。AIのトレーニングに必要なデータ統合やセキュリティ対策が不足していると、顧客満足度が大きく低下し、業務効率も下がってしまいます。

しかし、SalesforceのAgentforceは、既存のプラットフォームを活用することでゼロからシステムを構築する必要がないため、信頼性の高いAIエージェントを迅速に活用可能です。

顧客満足度と企業成長の両立を実現するAgentforce

今年のDreamforceで発表されたAgentforceは、Salesforceが目指している「顧客の成功(カスタマーサクセス)」をさらに強化するツールです。

AIがビジネスパーソンと連携し、顧客との対話などのビジネスデータを学習し続けることで、企業は常に最適な対応ができるようになります。Agentforceは、ビジネスの効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも直結します。これによって、企業は成長しつつ、より深い顧客との関係を築けるのです。

このデモは、Agentforceの柔軟性とスピードが、業務プロセスをどれだけ効率化できるかを具体的に示しました。

例えば、Saks Fifth Avenueでの利用事例は、どんな業界でも即座に導入できる現実的なAIの力を象徴しています。特に、日本市場でも多くの企業が抱える課題である、迅速な顧客対応や在庫管理のようなプロセスに、この技術は応用できるのではないでしょうか。

Recap in Tokyoでは、Saks Fifth Avenueに準ずる先進事例をご紹介する予定ですので、そちらもぜひチェックいただければ幸いです。

Dreamforceのインパクトを経験したTrailblazerの声

Dreamforceに現地参加した日本のビジネスリーダーTrailblazerはどのように感じたのでしょうか。鈴木貞弘さん、衛藤奈々さん、新美啓子さんにインタビューしました。

Dreamforceのインパクトを経験したTrailblazerの声

——今回のDreamforceで一番記憶に残ったのは何ですか?

Agentforceが一番印象的で、今後どのように展開されるのかが楽しみです。ただ、Dreamforceって毎年そうですが、そこで何かすべてが完結するわけじゃなくて、次のイベントや各国のRecapイベントでどう深掘りされるかが大事なんですよね。今年もその流れがあるかなと思っています。

——もう少し詳しく教えてください。

Agentforceもそうですが、毎年新しいコンセプトが出てきて、それが具体的なビジネスにどう影響するかは、後々の各国「World Tour」などのRecapイベントや次のTrailblazerDXなどで徐々に明確になってくるんです。今年のDreamforceも同様で、これからどのように、Agentforceが具体化されていくか楽しみですね。

——それはまさにDreamforceならではの魅力ですね。ただ、新しいコンセプトが出てくると、参加者としては『これ、どうやって自分の会社で使うんだろう?』って少し戸惑うこともありますよね。具体的な応用方法がわかるまでに少し時間がかかることもあると思うんですがいかがですか?

そうなんです。例えば、Agentforceや以前のCopilot Builderは、どれだけ便利かは理解できるけれど、それを実際にどう業務で活用するのか、誰がそのプロセスを担うのかは、まだ完全に掘り下げられていない部分があるんですよね。セッションの中で言われていることは理解できるけれども、自分の会社の業務にどう具体的に組み込むかが不透明かなと思っています。

——その部分をもっと深く知りたいですよね。セッションで得た情報を実際のビジネスにどう応用するかというところで、次のグローバルイベントやRecapイベントが重要になるんですね。

そうです。Dreamforceは概念的な部分が大きくて、それをいかに自社に落とし込むかが難しいこともあります。例えば、フローやプロンプトビルダーといったツールが出てきても、すべてのスキルセットを一人で持っているわけじゃないですし、誰がその役割を担うのかも明確じゃないことが多いです。だからこそ、RecapイベントやTrailblazerDXで、具体的な使い方や導入事例を学ぶ機会が大事なんです。

——だからこそ、Recapイベントが重要になるわけですね。次回のRecapイベントでは、事例や実践方法などが共有されて、より具体的な情報が手に入ることを期待しているということでしょうか?

その通りです。今年のDreamforceで新しく発表された技術やツールが、来年のTrailblazerDXや次のRecapイベントでどれだけ深掘りされて、どれだけ具体化されていくのかがカギです。それを知ることで、自分のビジネスにどう活かすかのヒントを得られると思います。

——Dreamforceは単なるイベントではなく、一連の流れの中で知識を深めていく最初のステップの位置付けなんですね。次回のRecapイベントでも、また多くの気づきが得られそうですね。

そうですね。Recapイベントは特に日本のマーケットに合わせた情報が提供されるので、現地に行けなかった方にとっても貴重な機会です。日本語で情報が提供されるのも大きな利点ですね。

Dreamforce Recap in Tokyoへのご案内

Dreamforceで発表されたAgentforceの革新を実際に体感し、日本のビジネスにどう応用できるかを深く理解するために、Dreamforce 2024 Recap in Tokyoは絶好の機会です。

Recapイベントでは、日本市場に特化した事例や導入のヒントが共有され、参加者は自身のビジネスにどう活かすべきかを直接学ぶことができます。また、Dreamforceでもお届けしたAgentforceデモをはじめ、AIの力を活用し、顧客満足度とビジネス成長を両立させるための具体的なステップを、この機会にぜひ掴んでください。

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Dreamforce 2024 recap in Japan

Recap in Tokyo参加方法

10月22日に開催する「Dreamforce 2024 Recap in Tokyo」は、Salesforceオリジナルコンテンツ動画配信プラットフォームの「Salesforce+」で視聴できます。でも、「登録方法は英語だし、わかりにくいな……」という方のために、迷わず登録できる方法をご紹介します。

Salesforce+に登録しておくと、当日見逃してもオンデマンド配信の案内も届きますので、とりあえず登録だけしておくのがおすすめです。
では、登録までの6ステップ、一緒にやっていきましょう。

STEP 1

Dreamforce 2024 Recap in Tokyo 登録サイトにアクセスします。Salesforce+の画面に遷移するので、そこに表示される「ACCEPT ALL COOKIES」をクリックします。

STEP 2

左下にブルーのボタンで表示されている「Register for free」をクリックします。

STEP 3

登録するアカウントを選択しましょう。Salesforceユーザーの方は、 Salesforce でもサインアップできますし、初めての方は、Googleでのアカウント かメールアドレスの入力がわかりやすいと思います。各種サインアップアカウントの手順に関しては省略します。

STEP 4

サインアップ手続きを完了させると、プロフィール情報を入力する画面が表示されます。これは主に Salesforce+ でのコンテンツ更新や案内に利用されます。

えっ、こんな画面見えないけど。そんな場合は、先ほどサインアップしたメールアドレスに以下のメールが届いているかを確認してください。「Take me to Salesforce+」のリンクをクリックすると次に進めます。

STEP 5

登録が完了していることをメールで確認します。以下のようなメールが Salesforce+から送られてきていれば、オンライン登録は完了です。

<One point advice>

「Chrome」をお使いの方は、自動翻訳機能が便利です。方法は、アドレスバーの右の翻訳ボタン をクリックし、使用言語をクリックするだけ。ページ全体を日本語にすることができるので、ぜひお試しください。

おわりに

Dreamforce 2024は、AIと人間が協力する新時代の到来を強く感じさせるイベントでした。Recap in Tokyoでは、これらの革新的な知識を日本市場にどう適用できるかを学び、ビジネスにどう活かすべきかを具体的に知ることができます。ぜひ、この貴重な機会を活用し、未来のビジネスを一緒に切り開いていきましょう。

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Dreamforce 2024 recap in Japan

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