Sales Cloudとは
Sales Cloudは、Salesforce(セールスフォース)が提供するSFA(セールスフォースオートメーション)ツールです。
SFAとは、日本語では「営業支援システム」と呼ばれ、営業活動を効率化・標準化するための仕組みです。
例えば、顧客情報や商談の進捗状況、営業活動の履歴を一元管理し、営業担当者がタイムリーかつ的確に対応できるようサポートします。また、リード管理から商談成約までの一連のプロセスを最適化するために設計されています。これにより組織の営業力を底上げでき、売上をさらに上げることができます。
3分でわかる Sales Cloudとは?
Sales Cloudの主な機能とは
Sales Cloudの5つの基本機能を詳しく見ていきましょう。
1. 顧客管理
Sales Cloudの中心となる顧客管理機能は、営業担当者が顧客の詳細をしっかりと把握し、寄り添った営業活動を実現するためのものです。
顧客の業種や住所などの基本情報に加えて、社員の名刺情報や、進行中の商談、コンタクトセンターへの問い合わせ状況まで、顧客に関するあらゆる情報を一つの画面に集約できます。営業活動に必要な情報が一元管理されていることで、営業担当者は顧客を理解し顧客の状況に合わせた営業活動が可能になります。
2. 商談管理
営業担当者が抱える商談は多岐にわたりますが、商談管理機能で担当するすべての商談を一覧でわかりやすく確認できます。
各商談画面には、進行状況に応じた重要な確認項目や活動のガイダンスが表示され、新人の営業担当者でも次に何をすべきかがすぐにわかります。これにより、商談のフォローアップのタイミングを逃さず対応できます。また営業プロセスを標準化することで、組織の営業力を底上げできます。
3. 活動管理
営業担当者が日々の活動やToDoを記録でき、営業マネージャーは誰がどのような活動をしているかを把握できます。
顧客画面や商談画面から活動情報を簡単に入力できるほか、モバイルデバイスを使えば音声での入力も可能です。これにより、営業担当者は個別に日報などで報告する必要がなく、マネージャーはリアルタイムで活動を確認できます。
もし日報が必要な場合は、入力した活動データから簡単に作成できます。また、すべての活動履歴が記録されているので、引き継ぎもスムーズに行え、組織全体の営業活動が効率化されます。
4. ダッシュボード
これまでにご紹介した顧客管理や商談管理、活動管理で入力されたデータは、ダッシュボードでグラフや表などで可視化できます。
営業リーダーはダッシュボードを見ることで組織全体の状況を一目で把握でき、戦略的な意思決定ができます。またどこが上手くいっているかだけでなく、どこが上手くいっていないのかもわかるため、問題やさらなる改善点が見つけやすくなります。
5. 営業向けAI
最後に営業向けのAI機能をご紹介します。Salesforceの営業向けAIは、商談の状況を自動で要約し、次の最適なアクションを提案したり、顧客に送るメールを営業担当者に代わって作成したりできます。
また、AIをお客様役として、ヒアリングや、プレゼン、交渉時のシミュレーションを行い、営業担当者と自律的なロールプレイを実行する機能のリリースも予定されています。AIを使いこなし、AIと協力しながら仕事を進めることがこれからの営業に求められます。積極的に活用を検討してみてください。
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