※この記事は、2024年12月20公開後、資格名称の変更に伴い、2025年2月20日に加筆・修正しました。
2025年3月3日より、「認定 AIスペシャリスト」は「認定 Agentforceスペシャリスト」に名称が変更され、試験範囲の一部が変更される予定です。
これに伴い、日本語での試験提供を以下の期間、一時的に停止いたします。記事内で紹介している名称やリンクも後日修正予定です。
・2025年3月3日〜2025年4月上旬
すでに受験を申し込まれている方には、メールにてご案内をお送りしておりますので、ご確認ください。
なお、「認定 AIスペシャリスト」資格をすでに取得されている方は、特に対応の必要はありません。⇒FAQはこちら
AIがビジネスの現場に浸透し始め、AIに関するスキルを持った人材の需要も急速に拡大しています。こうした需要に応えるため、Salesforceは誰でも利用可能な無償のAIトレーニングを提供し、スキルアップをサポートする取り組みを発表しました。
無料のオンライン学習プラットフォーム「Trailhead」を通じて誰もが簡単にAIについて学ぶ機会を増やすとともに、2025年までAI関連の認定資格を初回無料で受講できるようにしました。
この記事では、このAI認定資格の詳細と、無料で資格を取得するためのステップを紹介します。
「AI人材」を証明するAI認定資格とは？
Salesforceが提供するAI関連の認定資格には、「AI アソシエイト」と「AI スペシャリスト」の2つがあります。これらの資格を取得することで、AIに関する専門知識を証明することができ、キャリアの幅を広げることができます。無料で受験できるのは初回受講のみで、期限は2025年12月31日までです。
1. AI アソシエイトとは
「AIアソシエイト」は、個人を対象としており、初心者から経験者まで誰でも受験できます。この認定資格を取得することで、CRM（顧客関係管理）でAIを適用する際の倫理的かつ責任あるデータの取り扱いの基本的なスキルを証明できるエントリーレベルの資格になります。
2.AI スペシャリストとは
「AIスペシャリスト」は、Salesforce内で生成AIを活用することを目的とした資格です。システム管理者や開発者、アーキテクトなど、Salesforceの実務担当者を対象としています。Salesforce AIの機能や仕組みなどに関する知識とスキルを証明できます。
なお、いずれの試験も再受験は無料ではなく、AIアソシエイトの場合は1万円、AIスペシャリスト の場合は2万の費用がかかるのでご注意ください。
今後ますますAIの重要性が高まる中、自身のスキル向上にぜひご活用ください。
Salesforce認定資格を取得する
Salesforceの実務経験を証明し、新たなビジネスチャンスにつながる競争力を身につけることができます。
無料でAI認定資格を取得するためのステップ
AIアソシエイトまたはAIスペシャリスト認定のコースを無料で受講する手順は、以下のとおりです。
- 受験者用ウェブサイトへのご登録が必要です。アカウント登録がお済みでない方は、こちらより受験用アカウントを新規ご登録ください。
- 受験者のページログイン後、上部の『試験のお申込』をクリックします。
- 目的の試験カテゴリのタイトルをクリックします。
「Salesforce AI アソシエイト」はアソシエイト試験（Associate Exams)をクリック。「Salesforce AI スペシャリスト」はアドミニストレーター試験 (Administrator Exams)をクリック。
- 目的の試験の横にある『＋』ボタンをクリックし、試験方法を選択します。テストセンターで受験する場合は『オンサイト監督』、オンラインで受験する場合は『オンライン監督』の欄にある『お申し込み』ボタンをクリックします。
- 選択可能な日時からご希望の受験日と時間帯を選択します。テストセンターで受講する場合は試験会場も選択してください。
- AIアソシエイト、AIスペシャリスト認定のコースいずれも価格は０円に表示されているので、そのまま「チェックアウト」をクリックします。
以上で試験のお申込は完了です。
試験にお申込後は、ログインしてホーム画面右上の「受験スケジュール／履歴」タブをクリックいただきますと、「試験のスケジュール」セクションに登録済み試験が表示されます。
効果的な勉強法
試験対策のための無料のリソースは、Trailheadで提供されています。どこから始めるか分からない場合は、以下をチェックしてみてください。
まとめ
AIの知識やスキルは今後ますます重要になり、ビジネスで欠かせない要素です。Salesforceの無料AIトレーニングと認定資格取得は、あなたのキャリアにとって大きなチャンスです。この機会を活かして、ぜひスキルアップしてもらえれば幸いです。
