今年もこの季節がやって来ました。2018年 Salesforce MVPのノミネートを開始します。2017年、最もみなさんを助けてくれたTrailblazerコミュニティメンバーを推薦してください。締め切りは2月5日(サンフランシスコ現地時間)までです。ノミネートはこちら(英語)
Salesforce MVPプログラムは、2010年の発足以来、Salesforce Ohana(オハナ:家族を意味するハワイ語。Salesforceでは、お互いを家族のように思いやりをもって接する文化を大切にしています)の重要な一部を担っています。そして、Salesforceの競争優位性を高めています。このプログラムができたきっかけは、発足人であるTrailblazerコミュニティ担当VPの Erica Kuhlが、TrailblazerコミュニティにはSalesforceを活用して新たな道を切り拓き、他のコミュニティメンバーの交流や知識習得に特に大きく貢献しているメンバーがいることに気付いたことでした。
Trailblazerコミュニティにはこうした素晴らしいメンバーがたくさんいて、Salesforceのイベントで価値ある知識を提供したり、新規のお客様の教育役を務めてくれたりしていました。Ericaはこうしたメンバーの貢献を称え、優れた特典を提供してコミュニティに広く紹介することで、他の人を助けたいという彼らの活動をサポートしたいと考えたのです。
Salesforceのエコシステムが成長するにつれ、Trailblazerコミュニティも拡大を続けています。世界中で数百万人のTrailblazerがお互いにつながりをもつ中でリーダーとして活躍し、コミュニティ全体のレベル向上に貢献してくれるメンバーが登場しているのです。毎年Salesforce MVPのノミネートが行われるたび、何百件もの候補を見ながら、活躍するTrailblazerたちの様子を聞くことができることを嬉しく思っています。新たにノミネートされたMVP候補者は、Trailblazerコミュニティ担当ディレクターのHolly Firestone、Trailblazerコミュニティチーム、既存のMVPメンバーが1件ずつ厳正に審査します。
みなさんからよく聞かれるのが、Salesforce MVPとなるための条件についてです。実のところ、決まった要件(具体的にランク分けされた貢献度のリストなど)はありません。重要なのは「heart(ハート = 心)」があるかどうかです。正確に言えば「Trailheart(トレイルハート)」、すなわち「Trailblazer(先駆者)としてのメンタリティ」に優れていることが条件だと言えます。
ほとんどのMVPはこう言うでしょう。「大切なのはMVPになることではなく、価値ある知識を共有し、他の人のためになることをし、新たな道を切り拓こうとする誰かを心から助けたいと思うことだ」と。
2015年から Salesforce MVPになったDale Ziegler氏は、昨年末サンフランシスコで開催されたイベント、Dreamforce ’17 でこう質問されました。「すばらしいMVPになるには何が必要ですか?」このときの彼の回答がとても見事だったので、ここでその要旨をご紹介します。
- 始まりはインスピレーションとモチベーションである — 誰かに助けてもらったことをきっかけに、誰かを助けたいという支援の連鎖が生まれる
- Salesforceを活用していると、あるタイミングで愛着を感じるようになる。それと同時に多くの人が支援の手を差し伸べてくれることに気付き、自分も他の人に恩返しをしたくなる
- コミュニティに貢献するのに「正しい」やり方はない。貢献の形は人それぞれで、使い慣れたチャネルや得意分野を活かし、好きな方法(ブログ、ポッドキャストや、コミュニティグループの運営、Trailblazer コミュニティの質問への回答、新しいメンバーへの手ほどきなど)で貢献すればよい
- Trailblazer コミュニティでの貢献したいと思っている人へのアドバイス:最も情熱を傾けられる方法を選んで実行に移し、他の人を助けるというミッションを忠実に遂行すること。こうした取り組みは周囲に認められ、MVPにノミネートされる可能性がある。たとえノミネートされなくても大きな達成感を得ることができるし、世界にインパクトを与えていることを実感できる
みなさんがSalesforceで新たな道を切り拓くとき、誰かに助けてもらいませんでしたか? Salesforce MVPにふさわしいと思えるコミュニティメンバーが思い浮かんだらぜひ、推薦してください。みなさまからのご推薦をお待ちしております!ノミネートはこちら(英語)。