職場や自宅で、または移動中にも、やりたいことは山ほどあるのに時間が全然足りない――そんな声をよく耳にします。しかし、1 日は誰にとっても 24 時間。時間は「ない」わけではありません。問題は、「時間をどう使うか」です。
仕事の生産性は、一般に人々が想像している以上に向上させる余地があるのです。ポイントは、いかに効率よく作業を進められるか、ということです。
「時間をどう使うか」の問いにひとつの答えをもたらすのが、今回ご紹介する Sales Cloud Lightningのe-mailとの連携機能です。これにより営業担当者は、複数のアプリにわずらわされることなく、より多くの時間を営業活動に打ち込むことができるのです。
今回、新たにご紹介するLightning for Outlookは、セールスフォース・ドットコム と Microsoft 社の戦略的パートナーシップにより実現しました。世界シェアトップの CRM と世界最大手メールプラットフォームがタッグを組むことで、営業チーム全体の生産性向上に貢献いたします。
手間を最小限に、営業活動の時間は最大限に
OutlookとSalesforceがシームレスに連携することで、従来必要だったプログラムの切り替えや、余計な手順がなくなります。これこそ、最先端のセールスワークフローのあるべき形と言えるでしょう。
顧客とやりとりしているe-mail画面で、Salesforce上の相手の情報を確認することができれば、関係をよりいっそう深めることができます。誰に、いつ、どのように連絡をとればよいかがすぐにわかり、また、レコードの更新も簡単にできるので引き継ぎもスムーズです。日常的に行うタスクを合理化することで節約できる時間は、顧客や関係者、案件が増えるほど大きな違いとなって現れます。
カスタムのセールスアプリを Outlook に追加(近日対応予定)
Sales Cloud Lightning は成約までの時間を短縮するだけでなく、思い通りの営業活動を実現します。まもなく、Outlook にカスタムのセールスアプリを追加して、全員が使えるショートカットを作成できるようになります。たとえば Salesforce CPQ を追加して、見積書を簡単に更新できるようにするといったことが可能になります。これは Lightning コンポーネントの一例で、再利用可能なアプリのビルディングブロックとして、コーディングなしで組み込むことができます。つまり、メールプログラムを簡単に生産性向上ツールに変えることができるのです。
スケジュールを完全に把握
メールアドレスや会議予定が見つからないといった問題も、一気に解決してしまいましょう。Lightning Sync を使えば、Office 365 や Exchange のアカウントと Salesforce 間で、連絡先と予定のデータが常に同期されます。Lightning Syncにより、メールアドレスがオートコンプリートで入力することが可能になり、カレンダーは常に最新の状態に保たれるのです。Exchange ベースのメールシステムと Salesforce 間のリアルタイムでシームレスなデータ共有が実現することで、すべてのユーザーの生産性を向上させます。
Outlook のあらゆるバージョンで利用可能
100% クラウドベースの Lightning for Outlook には、自動アップグレードや高度なカスタマイズなど、クラウドならではのメリットがあります。Lightning for Outlook は Windows、Mac、Web 版の Outlook ユーザーが利用することができます。またOutlook Mobile にも間もなく対応予定です。詳しい要件については、後述の FAQ をご覧ください。
両社のパートナーシップでお客様の成功を支援
セールスフォース・ドットコム と Microsoft 社による共同ソリューションは、Accenture、BMC Software、TechBridge、Unilever といった大手企業に導入され、生産性向上に寄与しています。今回は セールスフォース・ドットコム と Microsoft 社による戦略的パートナーシップの最新の成果として Lightning for Outlook をご紹介しましたが、これからも新たなお知らせをお届けできると思います。
セールスフォース・ドットコムは、すべての人々にとって生産性が向上する仕組みを常に模索しています。Lightning for Outlook は、複数のアプリでデータを入力、検索する手間を省き、営業活動により多くの時間をかけていただくためのソリューションです。E-mailとLightningを連携させることで、営業チームはかつてない生産性を享受することができるのです。
FAQ
Q – Lightning for Outlook が対応する Exchange または Outlook のバージョンは何ですか? Lightning for Outlook の利用に Salesforce のサブスクリプションは必要ですか?
A – Salesforce Lightning for Outlook アドインを利用するには、Office 365、Exchange 2013、Exchange 2016 のいずれかのメールボックスを利用する、Windows 版 Outlook 2013、Windows または Mac 版の Outlook 2016、Web 版の Outlook のいずれかが必要です。Outlook Mobile には近日対応予定です。
このアドインの利用には Salesforce のサブスクリプションが必要です。各種サービスのリリースに関する情報は次のとおりです。
- Lightning for Outlook は本日 Office ストアで正式リリースされました。Sales Cloud ユーザーは無償でご利用いただけます。
- Lightning Sync は本日正式リリースされました。Sales Cloud Lightning Enterprise エディション以上のユーザーは無償でご利用いただけます。
- Outlook 対応の Lightning コンポーネントフレームワークは 2016 年秋に正式リリース予定です。価格設定は正式リリース時に発表されます。
Q – このアドインは全世界で提供されますか?
A – はい。必要なライセンスをお持ちのすべての Salesforce ユーザーがアドインをご利用いただけます。
Q – このアドインの利用には新しい Lightning Experience が必要ですか?
A – いいえ。このアドインは Lightning Experience、Salesforce Classic のどちらでもご利用いただけます。
(原文:Introducing Lightning for Outlook By Ryan Aytay )