Salesforceは、今回のDreamforceをこれまでで最もサステナブルなイベントにすることを目指しています。
米国サンフランシスコで開催されるDreamforceにバーチャルで参加される方にも、現地で参加される方にも、Dreamforceでサステナビリティがどのように実現されるのか、そしてどのように参加できるのかをご紹介します。
ESGデータ管理はNet Zero Cloudで
世界No.1のAI搭載型CRMを活用したNet Zero Cloudは、環境、社会、ガバナンスのデータを結び付け管理することを可能にし、生成AIによりレポーティングを自動化します。
目次
Dreamforceでのサステナビリティセッション
初めに、ジェーン・グドール氏をはじめ、マシュー・マコノヒー氏、エドワード・ノートン氏など、豪華スピーカーを招いた、Net Zero Cloudとサステナビリティの各種セッションをカレンダーに追加しましょう!セッションの多くは、「Salesforce+」でオンデマンド視聴できますので、現地参加できない場合でもDreamforceの魅力を体験できます。
「Salesforce+」の登録方法は以下の記事をご参考ください。
▶ Salesforce+とは?日本でも開始したSalesforceの映像コンテンツ配信プラットフォーム
ここではサステナビリティに関するセッションをご紹介します。
- Leading with Purpose, Building for Legacy(目的を持ってリードし、未来に礎を築く)
目的を持ってビジネスを構築することの重要性と、現在どのように将来の世代につなごうとしているのか、ジェーン・グドール氏とマシュー・マコノヒー氏が語ります。
- Drive ROI with Sustainability in Business Operations(ビジネス運営におけるサステナビリティでROIを高める)
サステナビリティをビジネスの隅々にまで統合することで、誰もが恩恵を享受できます。Net Zero Cloudによって財務目標とESG(環境・社会・ガバナンス)目標を達成する方法を学びます。 - The Social Entrepreneur: Building Business for Good(環境起業家:世界をよくするためのビジネス構築)
Zeckの起業家であり共同設立者であるロバート・ウルフ氏とエドワード・ノートン氏が、より良い世界を目指し取り組む企業を設立し投資する理由を語ります。 - Offer Sustainability-as-a-Service to Your Customers(顧客にサービスとしてのサステナビリティを提供しよう)
顧客の環境負荷の測定と削減を支援します。Salesforceのお客様3社が、Net Zero Cloudを活用して顧客にESG指標の情報開示を行うことで、どのようにビジネスを推進しているのか学びましょう。 - Net Zero Cloud Roadmap and Customer Zero(Net Zero Cloudのロードマップと”カスタマーゼロ”)
SalesforceはNet Zero Cloudにとっての”カスタマーゼロ”(最初に利用を開始した顧客)です。ESGチームと製品チームがどのように協力して包括的なESG管理に最適なプラットフォームを開発しているか。Net Zero Cloudの今後のロードマップ(製品強化プラン)もご覧ください。 - Be Prepared: ESG Reporting Mandates Are Here(備えよう:ESG情報開示規制の到来)
ESG(環境・社会・ガバナンス)関連の規制が開始されたことで、その影響を受ける企業も存在するでしょう。業界のリーダーがどのようにNet Zero Cloudを利用して、ESG情報開示を迅速化・自動化しているかをご覧ください。 - Ask the Expert: ESG Disclosure Regulations and Net Zero Cloud(専門家に聞く:ESG情報開示規制とNet Zero Cloud)
今後の規制やESG統合管理プラットフォームの導入について興味がある方々に向けて、DreamforceではSalesforceのESGおよびNet Zero Cloudの専門家と1対1のミーティングを予約でき、より詳細な回答を得ることができます。 - Using Net Zero Cloud to Accelerate Our Climate Journey(Net Zero Cloudを使用して気候変動対策への取り組みを加速)
SalesforceがNet Zero Cloudを使用してどのように業務効率を促進し、CO²排出量を測定・管理し、会社全体がサステナビリティデータにアクセスし、インサイトを顧客と共有しているのか、ご覧ください。
『3分で学ぶ』
Net Zero Cloudを用いたESGデータ管理
この動画ではマテリアリティ評価、気候変動ダッシュボード、DEIダッシュボードなどについて解説します。
Dreamforceの会場で体感できるサステナビリティ
Dreamforceに現地で参加されますか?そんな方々のために、会場でのフットプリントを減らすためにできることをいくつかご紹介します。
- CO²排出量をオフセット(補償):すべての参加者に、Dreamforceへの移動に伴う排出量をオフセットする機会を提供します。参加方法は、キャンプグラウンド会場のIndustriesゾーンにある「Net Zero Cloud」か、Moscone Northエントランス前のHoward St.にある「Dreamforce Gives」エリアにお越しください。フットプリントを減らしDreamforceをさらにお楽しみいただけます。
- コンポスト化で廃棄を削減:提供するお食事のパッケージは、すべて100%コンポスト(堆肥)化可能です。ランチエリアには、適切なゴミの分別をお手伝いするスタッフが常駐しています。
- バッジをリサイクル:Salesforceでは、バッジとストラップのリサイクルを行っています。イベント終了後、指定されたバッジ/ストラップ用のリサイクルボックスにバッジとストラップを返却してください(Howard St.、Moscone West / South、the Intercontinental、the Marriott Marquisに設置しています)。
- 空気を大切に:モスコーニセンターで開催されるDreamforceと、ジャイアンツ球場で開催されるDreamfestとの往復には、徒歩もしくは公共交通機関の利用、またはEV/ハイブリッド車によるライドシェアをお勧めします。
- 自転車で至福の時を:Dreamforceには自転車で行くのも簡単&安心&環境にも優しいです。Moscone Southの裏手(Howard St.とFolsom St.間の3rd St.から入ったところ)に、無料のBike Valet(バイクバレー、自転車専用のパーキングサービス)に自転車を預けることができます。
Dreamforceにおけるサステナビリティの舞台裏
このDreamforceをこれまでで最もサステナブルなものにするために、Salesforceが行っている舞台裏の一部をご紹介します。
- サステナブルなステッカーの作成:Dreamforceにご来場のみなさんが集めて楽しんでいるステッカーの多くが、今回初めてリサイクル可能になりました。ラップトップなどに末永く飾っていただければ幸いですが、処分するときにはリサイクルできるようになりました。ステッカーの剥離紙も多くがリサイクル可能なものにしています。
- 藻をインクに:Dreamforceで、スタッフシャツの一部に藻をインクとして使用しています。Algae Ink™はバイオベースの再生可能なインクで、カーボンネガティブ顔料のAlgae Black™を水性または植物性キャリアに混ぜて作ります。1㎏のAlgae Black™で、大気中から約4㎏のCO²を除去できます。
- 印刷物よりデジタル:ハンズオントレーニング、ワークショップ、ラウンドテーブルなどのインタラクティブなセッションで提供されるものを除き、印刷物をほぼすべて廃止しました。印刷物をデジタル資産に置き換えることで、環境負荷を軽減しながら有益な情報を簡単に保存・共有できるようにしています。
- 牛肉(と豚肉)は提供していません:Dreamforceでは、飲食物に牛肉と豚肉を使わないことで、1,000万ガロン以上の水を節約しています。
- 自然を育みます:Salesforceのイベントで使用される生木や低木はすべて再利用され、炭素を隔離し続けています。
- 非営利団体に寄付します:Salesforceは、廃棄物の埋め立てを避け、充実した寄付プログラムを通じて非営利団体を支援しています。今年は、小売業者、企業、非営利団体、地域コミュニティのための持続可能な社会貢献ソリューションであるLiquiDonate(英語)との提携を嬉しく思います。
LiquiDonateのマッチングアルゴリズムにより、余剰物品を地元の非営利団体に簡単に提供でき、廃棄物を埋立地に送ることなく社会貢献も実現します。さらに、カスタム構築した構造物の多くは、今後のSalesforceのイベントで再利用されます。
Dreamforceを超えたサステナビリティ
インスピレーションを感じていますか?サステナビリティはSalesforceのコアバリューであり、価値観が価値を生み出すと私たちは信じています。組織がコアバリューを意思決定やプロセスの原動力とすることで、顧客やより広範囲のコミュニティに対して、自分たちが本気であることを示すことができます。
サステナビリティの取り組みをここで終わらせないでください。360ブログのサステナビリティをチェックして、最新のリサーチ、業界のインサイト、製品ニュースをご覧ください。さらに、Net Zero CloudとSalesforceのサステナビリティとESGの取り組みについてもご覧ください。
Salesforceでは総力を挙げて、世界のネットゼロへの取り組みを加速していきます。皆さまのご参加をお待ちしています!
思い切った気候変動対策が未来をひらく
私たちは、Salesforceの総力を結集して、世界のネットゼロへの道筋を加速します。
※本記事は米国で公開された “Your Guide to Sustainability at Dreamforce” の抄訳版です。本ポストの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。