DEIのインサイトと排出量にもとづくサプライヤーの評価を表示する複数のダッシュボード。

Net Zero Cloud | ESGソフトウェア

Net Zero Cloudは、企業がすべてのESGイニシアチブを管理し、さまざまなフレームワークや規制に従って開示レポートを作成するための環境、社会、ガバナンス(ESG)ソフトウェアです。No.1 AI CRMを基盤として構築され、サプライヤー、パートナー、バリューチェーンなど、ESGデータをビジネスの隅々までつなぎ、Einsteinによるレポート作成を自動化します。

グローバルな組織は、完全なESGソフトウェアとしてNet Zero Cloudに信頼を寄せています

Einstein AIでESGレポートを自動化

CSRD、SASB、GRI、CDPレポート用のフレームワーク固有のレポートビルダーにアクセスできます。Microsoft 365プラグインを使用してMicrosoft Wordでレポートを作成することで、よりクリーンなインターフェース、コラボレーション機能、容易なナビゲーション、リッチテキストサポートを実現できます。

CSRD、SASB、GRI、CDPレポート用のフレームワーク固有のレポートビルダー。

サステナビリティレポートの初稿はEinsteinに任せましょう。Einsteinは、Net Zero Cloudのデータにアクセスして使用したり、レポートビルダーからの質問に答えることもできます。質問の多くは複雑なため、Einsteinはそれぞれの回答に欠けている情報も通知してくれます。

Microsoft Office 365プラグインは、Einsteinを利用して回答案を作成する機能を提供します。

ネットゼロ Marketplaceからカーボンクレジットを購入すると、Net Zero Cloudで追跡されるため、進行状況を簡単に確認して報告できます。排出係数データセットは購入も可能であり、プラットフォームに直接統合されているため、国別のGHG排出量を自動的に変換できます。

カーボンクレジットと関連プロジェクトに関する詳細情報を記載したネットゼロ Marketplace。
CSRD、SASB、GRI、CDPレポート用のフレームワーク固有のレポートビルダー。
Microsoft Office 365プラグインは、Einsteinを利用して回答案を作成する機能を提供します。
カーボンクレジットと関連プロジェクトに関する詳細情報を記載したネットゼロ Marketplace。

もっとも複雑なデータを分析し、戦略的な予測とインサイトを獲得

公共料金の請求書、出張、フリートデータなどのエネルギーデータを、温室効果ガスプロトコルに従って炭素排出量に自動的に変換します。そのため、組織ごとに正確で信頼できる環境フットプリントを作成できます。

Net Zero Cloud内の会社資産のレコードに表示される炭素計算

シナリオをシミュレーションして、将来の排出量を予測し、ネットゼロ目標に対する進捗状況を測定します。Net Zero Cloudは、自社に固有の各環境プログラムの影響を視覚化し、データにもとづいた効率的で持続可能な意思決定をサポートします。

オペレーションの現在地にもとづいて排出トレンドの概要を示す、What-If分析を備えたダッシュボード

プログラム(ソーラーパネルの設置など)を、排出量削減、限界削減コスト、累積排出削減額という3つの主な指標で比較します。その結果、排出削減の影響がもっとも大きく、財務コストがもっとも低いプログラムを優先できます。

グラフやチャートを通じて、排出コストの節約とプログラム投資の効率性を示すプログラム分析ダッシュボード。
Net Zero Cloud内の会社資産のレコードに表示される炭素計算
オペレーションの現在地にもとづいて排出トレンドの概要を示す、What-If分析を備えたダッシュボード
グラフやチャートを通じて、排出コストの節約とプログラム投資の効率性を示すプログラム分析ダッシュボード。

すべてのESGデータを一元的に管理し、Salesforceエコシステムに接続

すべての排出量データを気候変動アクションダッシュボードで確認できます。さらに、空路および陸路の移動とホテル宿泊における全社的な出張排出量の概要も把握できます。水と廃棄物の管理についても専用のダッシュボードがあります。

すべての排出量データを一元的に管理できる気候変動アクションダッシュボード。

DEIダッシュボードでは、ソーシャルおよびガバナンスのデータの収集を自動化し、従業員の人数や性別、マイノリティ構成など、組織のDEI成功指標を追跡します。

あらゆるソーシャルデータ指標を1つのプラットフォームで管理するDEIダッシュボード。

スコープ3排出量ハブで上流の排出量データを管理して測定しましょう。子会社、事業部門、フランチャイズ加盟店が、GHG排出量をリアルタイムで報告できるようになり、事業体全体の環境データを統合することで、バリューチェーン全体で迅速かつ簡単にレポートを作成できます。

バリューチェーン全体のレポートを簡単に統合する、サプライヤーのスコープ3排出量とサプライヤー費用の概要を示すダッシュボード。
すべての排出量データを一元的に管理できる気候変動アクションダッシュボード。
あらゆるソーシャルデータ指標を1つのプラットフォームで管理するDEIダッシュボード。
バリューチェーン全体のレポートを簡単に統合する、サプライヤーのスコープ3排出量とサプライヤー費用の概要を示すダッシュボード。
競合他社に対するSalesforceの位置付けを示すForrester社のグラフ

Salesforceはサステナビリティ管理ソフトウェアのリーダーに選出されました

数千ものパートナーアプリとエキスパートにより、Net Zero Cloudを最大限まで活用しましょう

Arcadia Data Connector
Dataloader.io
Riskonnect ESG Governance
CSRHub
Specficiation Management Solution
SocialSuite

Net Zero Cloudとサステナビリティの新機能をご確認ください

Net Zero CloudのESGコンプライアンスハブにアクセスする男性。

ESGレポートのための信頼できるAI

Net Zero Cloud AIは、レポートの生成を自動化し、レポートが現在のESG規制やフレームワークに準拠していることを確認するのに役立ちます。ESG指標の管理、正確でタイムリーな可視性の確保、レポート作成の合理化、コンプライアンスに準拠したレポートの作成、ESG目標の達成をNet Zero Cloudで実現します。

コンピューターの前に座ってサポート担当者とチャットしている笑顔の女性。

ROIの最大化に必要なすべてがここに

サポートから、専門家によるガイダンス、リソース、Salesforceの信頼性の高いパートナーエコシステムまで、このAI時代にSalesforceの力を存分に活用できるようお手伝いします。

サステナビリティに関する最新情報をお届け

最新の調査、業界のインサイト、製品ニュースを1か所でご覧いただけます。

新たなスキルを無料で学べるTrailheadのガイド付きラーニング

Net Zero Cloudに関するよくある質問

Net Zero Cloudは、世界#1のAI CRMをベースとして構築されたESGソフトウェアです。Salesforceエコシステムの力を最大限に活用し、組織の環境、社会、ガバナンスのデータを一元化して実践的なインサイトを引き出し、戦略的な意思決定に導きます。Net Zero Cloudは最新の規制基準に準拠しており、新たな義務のリリースに合わせてフレームワーク固有のレポートビルダーを提供します。Einstein AIを使用してESGレポートを自動化し、他のアプリケーションと統合し、関連する指標を特定し、レポート応答を生成することで、最終的に効率と精度を向上させます。Net Zero Cloudにより、組織はすべてのステークホルダーに対して持続可能で公平な変革を推進できます。

Net Zero Cloudは、近い将来にネットゼロを達成するという使命と責任を持つすべての企業を対象としています。段階を問わず、サステナビリティに取り組んでいる組織は、カーボンフットプリントの計算から排出量削減戦略の策定、環境・社会・ガバナンス指標の主要なステークホルダーへの報告まで、あらゆる作業にNet Zero Cloudを活用できます。世界中のすべての業界の組織は、ESG指標について報告し、説明責任を果たすことがますます求められるようになります。Net Zero Cloudは、こうした継続的な規制に準拠し、ビジネス、人々、地球に真の影響をもたらすことを目指しています。

Net Zero Cloudは、スコープ1、2、3の炭素排出量に加えて、サプライヤーエンゲージメント、炭素変換、廃棄物および水管理に至る堅牢な環境機能を備えています。さらに、社会指標とガバナンス指標も組み込んでいます。Net Zero Cloudは、EinsteinによってESGレポートを自動化し、現在の規制やフレームワークに適合させます。

はい。サプライヤー、流通業者、子会社、ポートフォリオ、フランチャイズ加盟店など、バリューチェーン全体のすべての総計値をSalesforce Net Zero Cloudプラットフォームで直接追跡できます。

2001年に制定された温室効果ガスプロトコルでは、排出量を3つの報告カテゴリに分類しています。

スコープ1排出量は、ボイラー、焼却設備、車両燃料に関連する排出など、組織が管理または所有する施設からの直接的な温室効果ガス排出量です。

スコープ2は、組織で購入した電気、蒸気、熱、または冷却などの使用に伴う間接排出量です。

スコープ3はバリューチェーン排出量としても知られており、二酸化炭素排出量の削減を目指すほとんどの企業にとって最後の砦となっています。スコープ3は、企業がコントロールできない分野です。報告する組織が所有または管理していない活動や資産からの排出量ですが、バリューチェーンにおいて組織は間接的に影響しています。スコープ3の排出量は、多くの場合、組織のGHG総排出量の大部分を占めます。

炭素会計は、企業全体の温室効果ガス排出量計算のプロセスです。企業は、初期の排出量のベンチマークを計算し、時間経過とともに(例えば毎年)削減努力を追跡する必要があります。

ほとんどの企業にとって、炭素排出量の計算は最初のステップでしかありません。多くの会社のGHG排出量は、エネルギー利用と密接につながっています。そのため、GHG排出量の計算はエネルギー利用を削減する方法を特定するのに有効で、コスト削減にもつながります。
GHG排出量の計算には、複数のプロセスが用いられます。まず、組織と運営の境界を設定します。その後、電力や燃料などの排出につながる事業活動のデータを収集します。このデータの正確性、完全性、および使用された前提条件について確認します。それから、活動ごとのGHG排出量を表す、関連性のある排出係数を適用します。そして最後に、排出量のフットプリントをステークホルダーに共有し、行動計画を立てます。それから、第三者機関による検証を受け、その正確性を確認します。そして最後に、排出量のフットプリントをステークホルダーに共有し、行動計画を立てます。それから、第三者機関による検証を受け、その正確性を確認します。

もっとも炭素排出量の多い資産を特定することで、企業は削減努力に集中することができます。そして、より早く目標を達成し、その結果を主要なステークホルダーに伝えることができます。

はい。Net Zero Cloudには、自主的なフレームワークと必須のフレームワークの両方のレポート作成手順の指針となるレポートビルダーがあります。これまでに、CDPR、CSLED、GRI、SASBに対応しています。カリフォルニア州の気候関連情報の開示法案向けのレポートビルダーは、2024年後半に公開予定です。新たな規制の導入に合わせて、Net Zero Cloudは今後も対応するレポートビルダーをプラットフォームに追加していきます。