【抄訳】セールスフォース・ドットコム、Dreamforce 2019で 持続可能な開発目標へのコミットメントを強化

※当資料は、2019年11月18日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

国連グローバル・コンパクトへ加入し、United Nations Womenの女性のエンパワーメント原則へ署名

Science Based Targetsイニシアティブと提携、地球温暖化を産業革命前のレベルの1.5°C上昇までに抑えることを約束

Dreamforce 2019で17万1,000人超の参加者がSDGsについて学び、社会貢献へ

カリフォルニア州サンフランシスコ — Dreamforce 2019 – 2019年11月18日 – グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコム（日本法人：株式会社セールスフォース・ドットコム、本社：東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長：小出 伸一）は本日、1700万ドルの寄付と合計100万時間の従業員ボランティアを約束し、持続可能な開発目標（SDGs）への取り組みをさらに強化すると発表しました。また、セールスフォース・ドットコムは、国連グローバル・コンパクト（UNGC）に加入し、United Nations Womenの女性のエンパワーメント原則（WEPs）に署名するとともに、排出削減目標はScience Based Targetsイニシアティブ（SBTi）に承認されました。

セールスフォース・ドットコムでチーフインパクトオフィサー兼コーポレートリレーションズ担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるスザンヌ・ディビアンカ（Suzanne DiBianca）は、次のように述べています。「私たちは今年のDreamforceにおいてSDGsへのコミットメントの強化を表明すると共に、全ての参加者へ有意義な行動を起こすことを奨励しています。皆で力を合わせることで、さらに迅速に世界が直面する課題に効果的に対応することができます。」

セールスフォース・ドットコムによるSDGsへの取り組み

国連加盟193カ国が採択した17項目の持続可能な開発目標（SDGs）は、貧困、不平等、気候変動、環境破壊、平和と正義など、世界が直面する最も喫緊の課題に対する世界全体としての進捗状況を評価するものです。SDGsはセールスフォース・ドットコムのグローバル戦略の構築やテクノロジーの革新を手助けするものでもあります。セールスフォース・ドットコムは以下の項目の達成に取り組んでいます。目標4：質の高い教育をみんなに、目標5：ジェンダー平等を実現しよう、目標7：エネルギーをみんなにそしてクリーンに、目標8：働きがいも経済成長も、目標11：住み続けられるまちづくりを、目標13：気候変動に具体的な対策を。

今後1年間にわたり、セールスフォース・ドットコムは非営利団体のパートナーへの助成金を通じ1700万ドルを投資してSDGsの推進を図るとともに、従業員がSDG支援を目的としたボランティア活動に合計100万時間を充てることを約束します。セールスフォース・ドットコムの従業員は有給ボランティア休暇（VTO）を利用して、学校でボランティア活動をしたり、木を植えたりするほか、社内のプロボノ・プログラムを通じて非営利団体へ技術的な専門知識を共有したりすることが奨励されています。

世界的平等の推進

セールスフォース・ドットコムは、国連グローバル・コンパクトのイニシアチブに加入します。これはあらゆる人が望む世界を創造するため、世界的に採択・合意された10原則に基づき企業が責任あるビジネス慣行の開発、実施、開示に合意する自発的なグローバル・リーダーシップ・プラットフォームです。セールスフォース・ドットコムは国連グローバル・コンタクトとその原則を同社の戦略、文化、日常業務の一部として取り組むことにコミットしています。

セールスフォース・ドットコムは、UN Womenの女性のエンパワーメント原則（WEPs）に署名し、男女共同参画と女性のエンパワーメント促進のために企業が実施できるビジネス事例を強調する7原則にコミットします。女性のエンパワーメントは、グローバルな持続可能性における重要な柱であり、包摂的な経済を構築するために不可欠なものです。

持続可能な事業活動の推進

今年初め、セールスフォース・ドットコムはビジネス、市民社会、国連指導者の連合と共に、気候変動の有害な影響を防ぐために必要な最も野心的な目標である1.5°Cの科学に基づいた排出削減目標を設定することを約束しました。Science Based Targetイニシアティブは、セールスフォース・ドットコムの排出削減目標を承認しました。これにより持続可能な低炭素の未来と経済を創造するというセールスフォース・ドットコムのコミットメントは前進することになります。

UNFCCCの元事務局長であるクリスティアナ・フィゲレスは、次のように述べています。 「気候変動は私たちの時代の最も重要な問題であり、SDGsの17項目だけでなく地球上の全ての人の生活に影響を与えます。気候変動へ対応するためにセールスフォース・ドットコムと共に行った仕事を私は誇りに思います。共に活動することでさらに速く活動を推進できるので、あらゆる企業や個人がそれぞれの行動を拡大できるように促していきます。」

Dreamforce 2019でSDGsが実現

Dreamforceでのインタラクティブな体験を通じて、参加者はSDGsと個人の影響に対する理解を深めることができます。インタラクティブなQuest*を通じて、参加者はユニセフと協力してSDGsの推進に注力する組織US Women、国連財団、World’s Largest Lessonにへの100万ドルの寄付が実現するのです。

サンフランシスコ統一学区やオークランド統一学区をはじめ、ベイエリアのパートナー校に通う200名以上の生徒たちは、Kids Coding CampでSDGsに焦点を当てたSTEM教育の体験学習に参加します。さらに、労働力開発支援の一環として、ベイエリアのパートナー団体であるYear Up、Genesys Works、Bravenなどに所属する400人以上の若者が、キャリア紹介やネットワーク構築、市民・社会活動への取り組みに焦点を当てた体験の場であるFuture Executive Summitに参加予定です。

*抄訳版への注釈：Dreamforceで持続可能性の目標に合わせて賞品を獲得できるキャンパス全体で開催される体験型ゲーム

関連情報

• DreamforceでSDGsに参加する方法はこちらをご覧ください（英語）。
• Dreamforceでサステナビリティへの取り組みはこちらをご覧ください（英語）。
• セールスフォース・ドットコムのFacebookページ：http://facebook.com/salesforce
• セールスフォース・ドットコムのTwitterアカウント：@salesforce

Dreamforce 2019

Dreamforceは、世界最大規模のソフトウェアカンファレンスで、17万1,000人以上の登録者と1300万人のオンライン視聴者がいます。ソートリーダーや業界の先駆者、Trailblazerが集まるDreamforceは、Salesforceの信頼、カスタマーサクセス、イノベーション、平等の価値を究極の表現する場です。 2,700以上のセッションで、あらゆる役職と業界のTrailblazersは、カスタマー360を実現し、AI、音声、統合、オンライン学習などのSalesforceの最新の製品革新を実践する方法を学びます。
詳細は、https://www.salesforce.com/dreamforce/ をご覧ください。