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Salesforce、助成を通じて小・中・高生への生成AI教育を支援

すべての子どもたちが生成AIを学べる環境を目指し、
全国の小中高に生成AIについて学習できる教材を無償提供

株式会社セールスフォース・ジャパン(代表取締役会長兼社長 小出 伸一、以下 Salesforce)は本日、特定非営利活動法人みんなのコードによる、全国の小中高を対象とした「みんなで生成AIプロジェクト」への支援開始を発表しました。本プロジェクトは学校での生成AIの適切な取り組みが進むよう、全国すべての学校・授業 で生成AIを安全・安心に利用できる環境をつくることを目指す取り組みです。

重要な理由:生成AIに代表されるような最先端テクノロジーの分野は、教育に携われる教員が限られており、子どもの学びに差が生まれやすい現状があります。本プロジェクトは教育方法が確立されていない今だからこそ、教育の専門家によって監修された教育方法に沿って、基礎から授業実践例まで学習可能な教育方法を提案することで、家庭間、地域間、学校間における格差の発生を防止することを目指しています。

Salesforceの視点:Salesforceは非営利団体への助成として教育および気候対策に注力しています。当社ではコアバリューの一つに「平等(イクオリティ)」を掲げており、本プロジェクトは教育の現場における新しいテクノロジーへの学びの格差解消を目的としていることから助成を決定しました。なお、​​生成AIに関する授業研究を実施する一部の高校においては、Salesforceの従業員が高校生向けのキャリア授業にボランティアとして参加する予定です。

助成プロジェクトの詳細

助成プロジェクトの内容は以下の通りです。 

  • 先生が見守る環境で生徒が安全に使うことができる教育用生成AIツール「みんなで生成AIコース」の機能やコンテンツを追加し、全国の学校が生成AI教材を活用できるようにする
  • 本教材を活用した研修を全国各地で10回実施し、合計300人の教員に生成AIを学ぶ意義を伝える 
  • 本教材を活用して生成AIの特徴を正しく理解するための授業実践を行う(1校)
  • 本教材を活用して生徒たちが自身の将来を考える、キャリア授業を行う(1校)

2024年度「みんなで生成AIプロジェクト」は、全国の希望するすべての小中高(小学校・中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校)に、「みんなで生成 AIコース」を2025年3月31日まで無償で提供するものです。 期間中、申し込みをした学校に対しては、生成AIの基礎から「みんなで生成AIコース」を使った授業実践例まで、幅広く学習できるオンデマンド動画も提供されます。

各学校の教員の方々の適切な指導のもと、児童・生徒が生成AIを自ら体験することで、利点・欠点を含めた特性を理解できる環境を整えます。また、児童・生徒がこれらの新しいテクノロジーを安全に利用できるようにするため、先生による利用時間の設定や児童・生徒の対話ログの確認機能等も提供されます。

関係者のコメント:「Salesforceでは、創業当時から、株式の1%、就業時間の1%、製品の1%を社会に還元する統合型社会貢献モデル「1-1-1モデル」を通じて、誰もが平等に質の高い教育にアクセスでき、将来の選択肢を広げられるような、豊かで平等な社会の実現を目指しています。生成AIが私たちの経済、社会に与える影響が拡大するなか、Salesforceではこの新しいイノベーションが教育の現場においても信頼性高く、安全に活用されるよう支援していきたいと考えています。-  セールスフォース・ジャパン ESGインパクト担当執行役員 遠藤 理恵

「このたび、みんなのコードは、セールスフォース・ジャパン様とともに生成AIを利用した情報教育 の実践を加速していきます。本プロジェクトを通じて、地域や学校の状況に関係なく、すべての児童・生徒が生成AIを学ぶことができる環境を実現したいと考えています。教育の地域格差を埋め ることは私たちの重要な使命の一つであり、「みんなで生成AIコース」が全国どんな地域や環境 にいても、すべての子どもたちに等しく生成AI時代の情報教育を届けられるよう、引き続き活動に邁進してまいります。 」-  特定非営利活動法人みんなのコード 代表 利根川 裕太 

詳細情報

  • Salesforceのステークホルダーインパクトレポートの発行に際するマーク・ベニオフからステークホルダーの皆様への手紙(2024年)はこちら
  • Salesfrceによる社会貢献の取り組みは、こちら