AI Enterpriseへの変革をEinstein 1で実現

Einstein 1は単一の製品ではありません。Einstein 1は、Salesforceの包括的な製品ポートフォリオであり、CRM＋AI+データ＋信頼が1つの統合プラットフォームに集約しています。つまり、CRM、AI、データを連携させることで、個別にできないことができるようになります。たとえば、リードや商談を理解しているAIに商談の成立をサポートしてもらったり、CRM内でデータをさまざまなソースから自動で取得したり、エンタープライズレベルのセキュリティが確保されているプラットフォーム内で、機密性の高いデータをパブリックモデルなどの外部AIモデルに適用したりといったことが可能になります。

Customer 360は単一の製品ではありません。お客様がSalesforceの幅広いポートフォリオを活用して到達した最終的な状態を指します。Salesforceでは、組織内のほぼすべてのチームにアプリを提供しています。そのため、全員が360度の顧客ビューを持ち、顧客を中心にチームが結束して顧客関係の管理と拡大を図ることができます。

はい。Einstein 1は現在の状況を正確に把握し、最新のテクノロジーを容易に導入できるように設計されています。企業の中には、単一の部門やビジネス目標達成のためだけに市場トップクラスのSalesforceソリューションを単体で必要とする組織もあれば、AIを活用した単一のCRMプラットフォームで複数のチームやデータを連携させ、顧客関係をより包括的に管理することでメリットを享受できる組織もあります。

光栄なことに、Salesforceを導入したお客様は確実に成果を出されており、それを裏付けるデータもあります。Salesforceのお客様を対象に2023年8月に実施したアンケート調査によると、回答者の92%がSalesforceでROI目標を達成したと回答しており、顧客満足度は99%に達しています。Salesforceの導入により、平均で顧客対応速度が31%、意思決定スピードが32%、従業員の生産性が31%、チームワークが31%向上したことが報告されています。お客様の成功事例をお読みいただき、Salesforceの導入で得られる価値をご確認ください。

Salesforceでは、お客様に合わせてさまざまな価格オプションをご用意しています。

エディション：エディションを選択すると、いくつか人気の高い機能を1つにまとめたバンドルパッケージを利用できます。

アドオン：アドオンを追加してくことで、組織のニーズに合わせてCRMソリューションをカスタマイズできます。各エディションのさまざま機能レベルと同様に、ほとんどの製品においてさまざまな機能階層のアドオンをご用意しています。

Einstein 1エディション：CRM、AI、データの包括的なスイートを、効率化された価格設定とパッケージでご提供します。2023年、生成AIが急速な普及したことにより、AIの導入だけでなくデータの整理を必要としているお客様が増加しました。そこで、Salesforceはお客様がCRM、AI、データを迅速に強化できるよう、Sales Cloud、Service Cloud、Einstein AI、Data Cloud、Slack、Tableau、業種別ソリューションを1つの製品に統合したEinstein 1 Editionを発表しました。Einstein 1 Editionにご興味のある方は、Salesforceの担当者にお問い合わせいただくか、下のチャットを開始してください。

詳しくは、Salesforce製品価格ページをご覧ください。

Einstein CopilotおよびSalesforceクラウドに組み込まれたその他の生成AI機能を利用するには、Einstein 1 Editionを使用するか、製品ごとのアドオンを有効にする必要があります。ただし、多くの予測AI機能は標準のクラウドエディションのアドオンとして提供されています。詳しくは、営業チームまでお問い合わせください。

非営利団体、教育機関、慈善団体向けには、CRMプラットフォームその他のソリューションの特別版をご用意しています。組織の目的に合ったソリューションの詳しい情報については、salesforce.org（英語） Webサイトの説明をご覧ください。エキスパートチームにお問い合わせいただければ、お客様の組織に最適なソリューションをご提案いたします。

これまでどおり、Salesforceの担当者にもお気軽にお問い合わせください。予算とビジネスニーズに応じて、最適なソリューションをご紹介させていただきます。現在のニーズに対応するサービスやパッケージに加え、将来の成長に備えた豊富なオプションもご用意しています。

Einstein 1に含まれているすべてのアプリは緊密に連携しており、同じメタデータフレームワークで動作します。これはアプリが互いに意思疎通できる共通言語を手に入れるようなものです。そのため、1つのアプリでカスタマイズ（たとえば動物病院なら「ペットの名前」、カーディーラーなら「車両」など、ビジネスに応じたカスタムオブジェクトを設定）すれば、それが他のすべてのアプリに自動的に反映されます。しかも、Einstein 1は外部のアプリやテクノロジーに対してオープンな仕様になっています。なぜなら、Salesforceはお客様をソリューションに閉じ込めたくないからです。Salesforceのプラットフォームは、お客様が現在使用している外部パートナー、モデル、データストア、生産性スイートとシームレスなバックエンドエクスペリエンスを提供するように構築されています。また、当社はAppExchangeという堅牢なSaaSマーケットプレイスも運営しており、そこでパートナーが構築したSalesforceの拡張利用のためのカスタムアプリを入手できます。アプリはすぐにインストールできるため、Einstein 1を今すぐ使い始めることができます。

また、Salesforceが所有、運営する世界No.1の統合APIプラットフォームであるMuleSoftにより、あらゆるシステムをSalesforceに統合できます。MuleSoft Anypoint Platform™を導入すれば、あらゆるシステム、アプリケーション、データ、デバイスを接続し、Einstein 1の力を極限まで引き出すことができます。

残念ながら、データがサイロ化して顧客体験から切り離されている状態は、あまりにも多く見受けられます。SalesforceがData Cloudを開発した理由はまさにそこにあります。Data Cloudは分断している企業データをすべてSalesforceに取り込み、包括的な360度の顧客ビューを提示します。「すべてのデータ」は文字どおりの意味です。世界No.1の統合APIプラットフォームであるMuleSoftは、どこにあるデータも（そう、メインフレームにあるデータでさえも）接続するので、分散したデータをすべて集約して顧客とビジネスの全体像を得ることができます。すべてのデータを1か所に集約した後は、Tableauを利用して驚くべきことが実現します。データを探索して取得したインサイトをもとに、CRM全体でより良いカスタマーサービスに向けたアクションを起こすことができるのです。Salesforceのデータソリューションが連携することで、従業員は顧客やその商品やサービスとのやり取りに関するリアルタイムのデータやインサイトを取得し、あらゆるタッチポイントでパーソナライズされた顧客体験を提供できるようになります。

一般的な生成AIモデルは素晴らしい能力を持っていますが、入力されたデータをすべて学習の素材にしてしまいます。エンタープライズ向けのAIが異なるのは、まさにその点です。企業の場合、機密性の高い顧客データをパブリックモデルで学習させることは許されません。

Salesforceではデータプライバシーとセキュリティが組み込まれたAIを提供し、部門の壁を越えて優れた顧客体験の実現を支援しています。Einstein Trust Layerが機密データをSalesforceの信頼境界の外に流出させないため、CRM内のすべてのアプリ、ユーザー、ワークフローで安心してAIをお使いいただけます。ビジネス向けAIの詳細な構築方法はこちらで、ネイティブAIのEinsteinの詳細はこちらでご覧ください。

Salesforceでは、年に3回のペースで最新のイノベーションを製品に追加しています。しかし、Salesforce一社の力だけでそれを進めることはできません。お客様が提供する情報が、お客様のビジネスのニーズに最適な製品を開発する力となります。継続的なテクノロジーのリリースが、お客様の競争優位性につながります。

毎回のSalesforceリリースでEinstein 1に数百もの新製品や新機能が追加されます。多くの新しいアイデアを手に入れて、競争の優位性の維持とROIの最大化にお役立てください。

まだご覧になっていない方は、Einstein 1の最新のデモ動画（英語）をぜひご覧ください。Salesforce Webサイトの製品ページでは、独自のCustomer 360を構成するのに役立つ、優れたソリューションの数々をご確認いただけます。

さらに、Salesforceリソースセンターでは、最新トピックに関するソートリーダーシップ、研究成果、ハウツーコンテンツとともに、役職や業界に合わせたリソースをご用意しています。こちらも併せてご覧ください。