新登場 Data Cloud

世界No.1のAI搭載CRMとネイティブ連携する、唯一のデータプラットフォーム

Data Cloud(データクラウド)とは

Data Cloudは、企業が持つデータをお客様の利便性向上にフル活用するための製品です。Einstein 1 Platformとネイティブに連携するため、外部のデータレイクやデータウェアハウスを起点に、Salesforce CRM内でアクションや業務フローを実行することができます。また、Data Cloudの強みは、データ連携だけではありません。お客様を中心に組織の連携を改善・強化し、顧客体験を向上させることで、ビジネスの成長を実現します。

Data Cloudを導入して、お客様との関係を強化している企業

Data Cloudでできること

エンタープライズデータを集約

エンタープライズデータを集約

Data Cloudは、すべてのエンタープライズデータを1つのプラットフォームに集約し、簡単にアクセスできるようにして、データの分断を解消します。構造化データだけでなく、PDF、メール、通話内容の書き起こしといった非構造化データにも対応。多様なコネクターと、Snowflake、Redshift、BigQuery、Databricksとのゼロコピー連携を利用して、あらゆるデータをSalesforceにシームレスに統合します。

メタデータによる連携

メタデータによる連携

Data Cloudは、Salesforceの根幹を成すメタデータレイヤー上に構築されています。メタデータレイヤーが提供する共通言語を使えば、Salesforceアプリはもちろんのこと、EinsteinのAI機能やFlowによる自動化機能、Lightning UIといったローコードのプラットフォームサービス、さらには、Apexコードによるカスタマイズとも簡単に連携できます。

データを使ってAIの価値を最大化

データを使ってAIの価値を最大化

Data Cloudを利用すれば、生成AIを自社データでグラウンディングできます。これにより、高額なモデルトレーニングを実施しなくても、信頼性が高く、安全で、的確な生成結果を得ることができます。さらに、ワークフローやインサイトを強化するために、独自モデルの持ち込み(BYOM)を通じて外部の予測モデルをシームレスに連携させることも可能です。

エンタープライズデータを活用して、顧客体験を向上

セールス

顧客の関心にもとづく営業活動を可能にします。CRMデータと相手の購買の兆候(Webでのやり取り、マーケティングキャンペーンへの反応、ソーシャルメディアでの活動を含む)を組み合わせて、購入の可能性が高い見込み客を見つけ出し、自動で営業担当者に割り当てます。

見込み客の評価を自動化

アップセルやクロスセルの機会を特定できます。CRM、Web、マーケティング、サポート契約の種別といったデータを統合・分析して、営業をかけるべき領域を発見します。新たなアップセルチャンスの特定、相手が商品を購入する確度、提案すべき商品のレコメンデーションといった機能が利用できるようになります。

ウォレットシェアを拡大

顧客の関心やエンゲージメントに関するデータをWeb、SNS、マーケティングキャンペーンから収集し、顧客に接触するのに最適なタイミングを営業チームにSlack、CRM、メールなどで動的に通知できます。

営業担当者の生産性を向上
見込み客の評価を自動化
ウォレットシェアを拡大
営業担当者の生産性を向上

サービス

IoT、製品、デバイスのテレメトリデータから、解約や乗り換えのリスクがある顧客をいち早く特定できます。顧客側で何か問題が発生したときにも、すばやい対応が可能です。さらに、サービスの中断に関する通知を、影響を受ける顧客に先回りで、チャネルの区別なく提供できます。

Data Cloud for Service

購入記録や利用データにもとづいて、サービス・製品の利用を開始させるための個別化したプログラムを開始し、最適な学習リソースを提供。また、サポートWebサイトのエンゲージメントデータから、顧客がサポートを必要とするタイミングを先回りで特定できます。

Data Cloud for Service

CRM、ケース、請求トラブル、テレメトリ、顧客フィードバックのデータを一元化して、サービスオペレーションと顧客の状況を全社レベルで総合的に管理できます。さらに、すぐに使えるダッシュボードに顧客満足度、ケース解決時間、オペレーターの生産性などの主要指標が表示されるので、サービスリーダーは、一目で状況を把握できます。

Data Cloud for Service
Data Cloud for Service
Data Cloud for Service
Data Cloud for Service

マーケティング

マーケティング、コマース、セールス、サービス、売上、キャンペーン成果のデータを連携させて、統合プロファイルを作成できます。さらに、AIを搭載した直感的なツールを使って、このプロファイルからターゲットオーディエンスのセグメントを作成し、さまざまなチャネルで活用できます。

Data Cloud for Marketing

CRMデータとWeb、SNS、マーケティングキャンペーンのエンゲージメントデータを連携させて、顧客や見込み客の行動からリアルタイムのシグナルを入手し、個別化したジャーニーの展開やメッセージ、コンテンツ、オファーの更新を自動化できます。

Data Cloud for Marketing

マーケティング、コマース、CRMのデータと、Google、Meta、Amazonなどサードパーティの広告パートナーを連携させて、さまざまなオーディエンスとアクティベーションの成果を一元的に分析できます。

Data Cloud for Marketing
Data Cloud for Marketing
Data Cloud for Marketing
Data Cloud for Marketing

コマース

コマース、マーケティング、Webエンゲージメントのデータを連携させれば、高度に個別化した購買体験を提供できます。お客様の状況にあわせたおすすめ商品、プロモーション、価格提案を展開して売上アップにつなげます。

Data Cloud for Commerce

CRM、在庫、注文管理のデータを連携させて、マーチャンダイジングの合理化を支援します。再入荷通知を動的に送信したり、サービスケースの作成を自動化したりして、販売に関わる業務を効率化できます。

Data Cloud for Commerce

在庫管理、注文、CRMのデータをシームレスに連携させて、顧客行動や在庫状況に関するインサイトを導き出します。インサイトをもとに、コンバージョン率の向上を狙って価格を変更するなど、先回りした対策を取ることが可能です。

Data Cloud for Commerce
Data Cloud for Commerce
Data Cloud for Commerce
Data Cloud for Commerce

Gartner社は、Salesforceを顧客データプラットフォーム部門のリーダーに選出 その理由はこちら

コンピューターの前に座ってサポート担当者とチャットしている笑顔の女性。

Data Cloudの機能と学習パス

Data CloudはSalesforceおよび他の外部データソース全体でデータを整理して統合します。Data Cloudの機能と、それを活用するための学習パスをご案内します。

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Data Cloudよくある質問(FAQ)

Data Cloudを利用すると、Salesforce上のすべてのデータを統合できます。複雑なデータパイプラインを構築する必要はありません。Salesforceのあらゆるクラウド製品のすべてのデータに対して容易にアクションを実行し、それらのデータを活用することで信頼できるAIソリューションを構成することができます。

Data Cloudは、ほぼあらゆるデータソースを取得し、データ主導の意思決定ともに、堅牢なデータ戦略を確立できます。Salesforceコネクターを使用すると、SalesやService CloudなどのCRMアプリをシームレスに接続できます。すぐに使えるコネクターとともに、Amazon S3やGoogle Cloud Storageなどの一般的なサードパーティソースを活用できます。ゼロコピーインテグレーションを活用し、SnowflakeやData Bricksなどの既存のデータレイクやウェアハウスからデータを取り込むこともできます。データを複製する必要はありません。さらに、SDKとAPIを使用すると、あらゆるデータを接続できます。

データの管理と整理を主な目的とする他のデータプラットフォームとは異なり、Data Cloudは、企業がSales、Service、Marketing Cloudといった日常的に利用しているアプリケーションのデータにもとづいて行動できるようにすることを目的に設計されています。Data Cloudは、Salesforceメタデータフレームワークにネイティブに統合されているため、IT部門だけでなく、すべてのチームがデータを駆使して、FlowやEinstein AIなどのローコードツールでスピーディに行動できます。

Data Cloudは、データモデリング機能を提供せず、データの有効化ツールとしての役割が主目的です。Salesforceデータモデルは、Salesforceメタデータフレームワーク内でデータを容易に統合できるように設計されています。そのため、あらゆるソースから得たデータをネイティブオブジェクトとフィールドに変換し、すべてのSalesforceアプリケーションですぐに使用できます。

データをData Cloudに統合することで、自動化プロセスを実装し、あらゆる企業データを活用してスマートな意思決定が可能になります。営業チームは、購入履歴やWebエンゲージメントデータなどの外部データを活用したワークフローを構築することで、生産性を向上させ、コンバージョン率を高めることができます。サービスチームは、サービス担当者に製品エンゲージメントやデバイスのテレメトリーデータなどの外部データへのアクセスをもたらすことで、顧客満足度を高めて顧客の離反を防ぐことができます。

Data Cloudを利用しているビジネスは、独自のモデルや、標準搭載のローコードインサイトビルダーを使用してインサイトを効率的に引き出し、各顧客の購買傾向、顧客生涯価値、エンゲージメントスコアなど、主な指標を速やかに取得できます。

Data Cloudの価格設定は、従量課金制となっています。利用したサービスの分だけのお支払いとなります。

既存のSalesforceのお客様であれば、Data Cloudを無料で使用開始できます。こちらのページをご覧ください

既存のSalesforceのお客様は、「Data Cloudクイックスタートガイド(英語)」をご確認ください。