Herokuであらゆるカスタムアプリ、カスタムアクションを構築

Herokuにより、開発者はAgentforceを拡張してカスタムロジック、動的データ、セキュアな実行を追加することができます。また、Herokuを使用して、任意のサービスを接続し、お気に入りのプログラミング言語を使用してAIエージェントのアクションを作成し、アプリケーションのリアルタイムコンテキストをAIエージェントに提供できます。これらはすべて、Salesforceチームが信頼するAI PaaS上で行うことができます。

Herokuでカスタムアプリを実現している企業

Agentforce + Heroku MCPで実現するカスタムAIエージェント

Heroku MCP(Model Context Protocol)を使用して、リアルタイムデータ、スケーラブルなコンピューティング、信頼性の高い連携でAIエージェントを強化できます。

HerokuはSalesforceとシームレスに連携するため、Service Cloud、Sales Cloud、Agentforceにクロスクラウドのインテリジェンスを簡単に組み込むことができます。チームは、コンテキストを認識し、アクションに対応し、ビジネスを推進するシステムにもとづいたAIエージェントを導入できます。

Herokuは、AIを活用したワークフローを実行するための、セキュアかつフルマネージドのランタイムを提供します。HerokuでホストされているMCPサーバーを使えば、AIエージェントに使用を許可するツールを定義し、アクションの実行方法を細かく制御できます。これにより、すべてのタスクがアーキテクチャ内で安全に実行されます。

開発者はHerokuでMCPを使用することで、AIエージェントツールをコードとして定義してGitによって導入し、標準のCLIワークフローを使用して管理できます。チームは、エンタープライズガバナンスとDevOps標準との整合性を維持しながら、AIエージェント機能をより迅速に構築して反復できます。

Herokuに関するよくある質問

リソースベースの料金体系では、使用・導入したリソースに対してのみ料金が発生します。使用量は、どの機能やツールを使用したかではなく、特定の期間に消費したリソースの数で算出されます。

すべてのHerokuアプリは、dynoと呼ばれる軽量なLinuxコンテナ群で実行されます。dynoは分離された仮想コンテナで、プラットフォームが自動管理し、指定されたコマンドを実行します。dynoの使用量はリソースベースの料金体系に基づいて計算されます。

Herokuアドオンは、データストレージ、モニタリング、アナリティクス、データ処理などのアプリケーションをサポートするコンポーネントです。これらのアドオンは、サードパーティプロバイダーまたはHerokuによって完全に管理されます。アドオンによって、開発者は本番環境でサポートサービスをフル稼働させ続けるための複雑な運用から解放され、アプリケーションロジックの開発に専念できます。

Heroku Connectは、Salesforce組織とHeroku Postgresデータベースとの間でデータを同期させるアドオンです。Heroku ConnectをHeroku Postgresとともに使用すると、Herokuでサポートされているすべての言語とフレームワークで、お気に入りのツールを使用してSalesforceデータと対話するアプリケーションを構築できます。

Heroku Dev Starter Packageは、Herokuをすぐに始めたい企業向けに設計されています。このパッケージには、20個のdyno、アドオン用の1,000クレジット、500万行のHerokuデータなどが含まれます。このパッケージのリソースは、開発だけでなく、QA、ステージング、本番環境にも対応しています。小規模なアプリやサービスには、Heroku Dev Starter Packageが適している場合もあります。コスト効率を考慮し、必要最小限で運用できます。必要なHerokuリソースは、Herokuで実行しているアプリケーションやサービスによって異なります。

Heroku Production Starter Packageは、本番環境のアプリケーションにHerokuを使い始めようとしている企業に適しています。このパッケージには、200個のdyno、アドオン用の10,000クレジット、10億行のHeroku Connectデータ、1つのHeroku Private Spaceが含まれます。このパッケージのリソースは、開発、QA、ステージング、本番環境などのワークロードに対応しています。このパッケージは、複数の本番アプリやサービスの実行にも対応可能です。必要なHerokuリソースは、Herokuで実行しているアプリケーションやサービスによって異なります。