第4章:実店舗での接客にデジタルを活用する

デジタル化によって一瞬一瞬が印象に残る店内体験を提供しましょう。

 
 
 
 
今年の年末商戦では、特別予約からカーブサイド・ピックアップにいたるまで、さまざまな店舗体験をデジタル化することがこれまで以上に重要になります。適切なデジタルツールがあれば、小売業者は、顧客にパーソナライズされた思い出に残る体験を提供し、現場やバックオフィスで働く従業員にはスムーズな作業に必要な情報を提供することができます。この章では小売業者が行うべきことを紹介します。

店頭予約オプションを提供する

特別な時間枠だけでなく、年末商戦用の予約オプションを用意しましょう。そうすれば店内の人数の管理がしやすくなり、買い物客にも店舗が安全ガイドラインを遵守しているという点で安心してもらえます。
 
小売業向けSalesforceを活用し、年末商戦に訪れる買い物客にいつもより少し特別な時間を過ごしてもらいましょう。

非接触型の決済または返品方法を提供する

非接触型の決済(英語)方法を用意して現金を受け渡す回数を減らしましょう。POSシステムをアップデートし、モバイルウォレット(Apple PayとPayPal)、ウェアラブル、タッチ決済可能なクレジットカードに対応させましょう。セルフ決済や非接触型の返品カウンターも検討してください。買い物客が自分で簡単に返品処理できるようになります。
 
“物事は常に変化しています。ですから適応力、つまり何かが起きたら従業員がその場で対応できる力を持つことは、当社にとって極めて重要なのです。”
Sonos社、CEO、Patrick Spence氏(英語)

店舗スタッフに適切なツールとトレーニングを提供する

使いやすいカスタマイズ可能なモバイルアプリを店舗スタッフに提供し、バックオフィスプロセスを効率化しましょう。リアルタイムの自動レポート作成と分析(英語)を使用すれば、変化の激しい環境における企業ニュースや最新情報の速やかな発信、タスクの割り当てと追跡、スマートな意思決定の促進が可能になります。また、myTrailheadを利用すれば、新入社員や一時雇用者のオンボーディングや、変化するビジネスニーズに対応するための既存従業員の本格的なスキルアップをスムーズに進めることができます。
 
 
 
 

次の項目:第5章:クリエイティブでスピーディなフルフィルメントオプションを提供する

フルフィルメントチャネルの準備を整え、買い物客の期待に応えるための計画を事前に立てましょう。
 
内容:
  • 効果的なフルフィルメントオプションの戦略を立てる
  • 先を見据えて在庫を管理する
  • 顧客に明確に伝える
 
 

最新情報と斬新なアイデアを
メールでお届けします