- 新イノベーションSlack canvasは、チームが知識を集め共有するための新しいスペースを提供します。Salesforce Customer 360のデータにSlackから直接アクセスし、アクション可能なため生産性が大幅に向上
- Slackのハドル機能が強化され、ビデオ、複数ユーザーによる画面共有、メッセージスレッドなども提供
- Slackの新しいプラットフォームにより業務自動化のTime-to-Valueを加速。開発者用オープンベータ版を提供中
- Slackパートナーインダストリーソリューションの第一弾として、顧客のDigital HQ(会社を動かすデジタル中枢)を実現
※本資料は2022年9月20日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
Digital HQとしての Slackと、グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース(以下、米国Salesforce)は本日、Dreamforceにて、Slackでの共同作業の生産性をさらに高め、Salesforce Customer 360からアクション可能なデータを直接収集し、Digital HQでより多くの価値を引き出せるようになるイノベーティブな新機能を発表しました。
- Slack canvasは、チームが重要なリソースを収集・整理・共有する方法を変革するDigital HQの新しいスペースです。Slackのプラットフォームと組み合わせることで、誰もがcanvasをカスタマイズして業務の自動化を実現することで時間を節約できるほか、Customer 360などの他のシステムから記録されたデータを取り込むことも可能です。Slack canvasは来年提供される予定です。
- Slackハドルミーティングがパワーアップし、音声ファーストなユーザー体験の上に、軽快に動作するビデオ、複数人での画面共有、メッセージスレッドなどを提供し、Digital HQでの自然発生的な議論を強力にサポートするようになりました。これらの機能は本日より提供を開始し、今後数週間以内にすべてのユーザーが利用できるようになる予定です。
- 新しいSlackプラットフォームでは、新しい開発者ツールと再利用可能なモジュール型のビルディングブロックを使って、チームの仕事を自動化するワークフローの作成、カスタマイズ、共有がより迅速かつ簡単になりました。開発者用オープンデータ版は提供開始しています。
- Slackパートナーインダストリーソリューションは、さまざまな業界の顧客がデジタルトランスフォーメーションの新時代に対応できるよう支援します。Accenture、Atrium、Capgemini、Deloitte、Globant、IBM、KPMG、NeuraFlash、PwC、Silverline、Slalomなどの、Slack認定コンサルティングパートナー各社は、金融サービス、製造、通信、小売、メディア、テクノロジーなどの業界向けソリューションの第1弾を提供開始しています。
現在の経済サイクルでは、組織はその規模にかかわらず、あらゆるレベルで臨機応変な対応を迫られています。雇用の中断やリソースの制約により、チームはより少ない人数でより多くのことをこなしながらビジネスを推進せざるを得ません。このような問題に対処するために、リーダーはチームの生産性を向上させ、技術スタックから最大限の価値を引き出せるツールを探しています。多くの人が、対話、自動化、アプリケーションを1つのスペースでつなぐDigital HQとして、Slackに代表されるソリューションに注目しています。
Slackの最高製品責任者を務めるタマル・イェホシュア(Tamar Yehoshua)は、次のように述べています。
「当社は、ハイブリッド、リモート、またはオフィス環境に関わらず、お客様が将来の業務をナビゲートできるよう支援することに注力しています。Slack コネクト、クリップ、ハドルミーティング、そして今回のSlack canvasの機能を提供することで、お客様により多くの価値をもたらし、Digital HQでの働き方を強化しています」
Slack canvasでチームの情報共有を変革する
Slack canvasは、チームが情報を取得し、答えを見つけ、作業を進めることができるDigital HQの新しいスペースです。最も重要なリソースや情報を永続的に保管する場所として、チャンネルでのリアルタイムなコラボレーションを補完します。新しいSlackプラットフォームとCustomer 360を組み合わせることで、従業員が必要とするデータを記録されたシステムからSlack canvasに取り込み、ボタンやフォームを使ってビジネスクリティカルなワークフローを自動化することができます。
新入社員の研修からマーケティングキャンペーンの開始、経営幹部向けのブリーフィングや営業担当者との更新情報の共有まで、チームはcanvasをほぼすべての用途にカスタマイズすることができます。canvasによって、営業、サービス、マーケティングの各チームは、以下のことが可能になります。
Slack canvasでチームセールスを加速
Slack canvasは、主要顧客に関するインサイトを表示することで、営業部門の効率を最大化し、生産性を向上させ、より多くの案件を獲得できるよう支援します。各アカウントチャンネルには、アカウントチーム全員が使用して更新できる重要な情報を置く専用のcanvasを設定することができます。具体的には次のような活用方法が考えられます。
- 販売プラン、経営幹部向けブリーフィングドキュメント、チームメンバーの連絡先など、重要ファイルを共有する
- 取引先をサポートする際に必要となる関連チャンネルをまとめたリストを作成する
- 顧客の問題をエンジニアに報告したり、リクエストを承認したりといった、煩雑に生じるワークフローを実装する
- Salesforce Sales Cloudの案件データや、使用状況・支出に関するデータにアクセスできるようにする
メンバーの研修を効率化し、生産性を飛躍的に向上する
Slack canvas内でボタンをクリックするだけで、複数のチャンネルへの参加、研修ビデオの視聴、ファイルの閲覧など、新しいメンバーが最初の週に完了すべき項目のチェックリストをcanvasにまとめておけます。また、企業の電話番号をリクエストできる機能など、タスクを遂行する自動化されたワークフローを埋め込むことで、Slack canvasを離れることなく実行することも可能です。
新メンバーが仕事に慣れてきたら、自身でSalesforce Service CloudのデータをTableauのダッシュボードに統合して、複数のチャンネルからの顧客インサイトをまとめて表示できるようになります。このように必要な情報にすぐにアクセスできることで、案件の全履歴の確認や、取扱件数の指標(1日の電話対応数、開始・終了した案件数など)、顧客推奨度の追跡などに役立てることができます。
円滑な連携で、キャンペーンの成果をさらに大きく
Slackを使用すると、マーケティング部門は、パートナー企業と共同で、エンド・ツー・エンドのデータ駆動型キャンペーンを実施できます。canvasをSlackコネクトのプロジェクトチャンネルと連携させることで、社内チームは単一のコラボレーションビューから、キャンペーンプロセスのすべてのステップを管理できます。そこでは、すべてのコンテンツ、ファイル、データを追跡して目標を定義し、進捗状況を追跡し、リソースを管理することができます。チームがコラボレーションする際には、ドラフトのEメールのコピーやモックアップへのリンクを含むcanvasを簡単に更新したり、ブランドやエージェンシーパートナーから提供されたクリエイティブデザインファイルのリッチプレビューに簡単にアクセスできます。これにより、マーケティング担当者は明確な目標を設定し、生産性を向上させ、市場投入までの時間を短縮することができます。
次に、チームはMarketing Cloud for Slackインテグレーションにより、Slack内で直接キャンペーンを設定、実行、測定することが可能になります。Marketing Cloud Account Engagement for Slackを利用することで、マーケティングチームと営業チームは即座に、リアルタイムのアラートを活用し、Slackチャンネル内で連携してリードのフォローアップの優先順位付け、パイプラインの影響分析、キャンペーンの試行錯誤を行うことができます。キャンペーンの始動後、チームはMarketing CloudのIntelligence Insights for Slackインテグレーションから取得したパフォーマンスデータを、対象となるチャンネルのSlack canvasに置くことで、1つの場所で、データをカスタム表示できるようになります。これにより、チームは傾向を監視し、戦略の調整と投資のシフトが可能になります。これはSlackで簡単に共有することができます。
Slack canvasの詳細については、11月29日から開催される Salesforce World Tour Tokyoにてご紹介いたします。
Slackについて
Slack はチャンネルをベースとしたメッセージプラットフォームの先駆者です。私たちはこれまでビジネスコミュニケーションのあり方を大きく変えてきました。今や何百ものユーザー企業の皆さまが Slack を使ってチームの目指す方向を揃え、使うシステムを 1 カ所にまとめ、ビジネスを前に進めています。安全かつ世界最大規模の企業に対応できるエンタープライズ級の環境を提供できるのは Slack だけです。たくさんのビジネステクノロジーが存在するなかで、Slack はまったく新しいレイヤーだと言えます。「一緒に働く」がより効率的になり、使っているすべてのソフトウェアツールやサービスを 1 カ所にまとめられ、必要な情報が簡単に見つかる場所。つまり Slack は仕事の中心なのです。HP:https://slack.com/
Salesforceについて
Salesforceは、あらゆる規模の企業がAIを活用してビジネスを再構築できるよう支援します。企業向けとして初となるデジタル労働力を生み出すプラットフォームであるAgentforceは、Customer 360アプリケーション、Data Cloud、Einstein AIとシームレスに統合し、制限のない労働力を実現します。これにより人とAIエージェントが連携し、信頼性の高い単一のプラットフォームでビジネスを成功に導くことができます。詳細は salesforce.com/jp をご覧ください。
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