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Salesforce、Tableau Einsteinを発表、AIを活用したデータとアナリティクスで業務フローを支援

Talesforceプラットフォーム上に構築され、Agentforceを搭載したTableau Einsteinは、分析のあらゆる側面に自律型エージェントと支援型エージェントを組み込むことで、データからインサイトを得るまでのプロセスを加速し、誰もが作業の流れを止めることなくリアルタイムでインサイトを見つけ、活用し行動できるアナリティクス体験
AIとAgentforceを活用し自律的にインサイトを発見、可視化するとともに搭載済みのエンタープライズワークフローソリューションを通じてアクションに変換
AgentforceからSlackのPulse、Salesforce、その他のアプリケーションまで、インサイトとアクションを横断して表示
SalesforceとTableauの特長を組み合わせることで、AIを組み込んだ包括的アナリティクス・ソリューションの構築やコンポーネントの再利用、社内外のマーケットプレイス公開も可能に

※本資料は2024年9月5日に米国で公開されたAnnouncing Tableau Einstein: Agent-Powered Analytics Delivering Data and Insights in the Flow of Workの抄訳です。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。


米国セールスフォース(以下、Salesforce) は、Agentforce(英語)を含む再構築されたAIを搭載したビジュアル分析プラットフォーム「Tableau Einstein」を発表しました。Tableau Einsteinは、データドリブンな業務において拡張性、効率性、価値向上を求める企業に対して、ビジネスインテリジェンス(BI)とアナリティクスの機能を提供します。業務フロー全体にデータとインサイトをインテリジェントに組み込んで設計されているため、データを活用したアクションの推進が可能になります。Tableau EinsteinはSalesforceプラットフォーム上に構築されているため、あらゆるチームが分析によるインサイトを活用して、より迅速かつ効果的に戦略的な意思決定を行うことができます。さらに、Salesforceの信頼性とプライバシーに対する継続的な取り組みにより、Tableauにも一層安全な基盤が提供され、あらゆる地域における規制に準拠したグローバルなコンプライアンスが加速されます。

Tableau Einsteinが、企業の全員にインサイトをもたらし、回答、関与、実装を業務の流れの中で支援する方法をご覧ください

Tableau Einsteinにより、データアーキテクトやアナリストは、オーサリングフローに統合されたエージェントを活用してセマンティックモデルを構築し、推奨されるオブジェクト間の関係を自動的に適用してコンテキストを作成し、定義を補強することができます。 新しい専用のマーケットプレイスでは、開発者がアプリや分析アセットをより簡単に作成、再利用、共有できるようになり、 Tableau Publicを拡張できます。また、Agentforceにより、Tableau Einsteinは、これまで必要なインサイトを得るためにデータアナリストのインサイト抽出を待たなければならなかったビジネスユーザーにも恩恵をもたらします。たとえば、サービス担当者は、Service Cloud上でカスタマイズ可能な最新のダッシュボードを直接取得し、エスカレーションが必要なサポート案件の表示や、チームメンバーの減少を含めた個人の指標や目標のトラッキングなどができます。同様に、Tableau Einstein APIを利用することで、人事担当者は指定の従業員管理ツールにログインして、全部門に共通する離職率のメトリクスを表示し、将来必要となる人員数を簡単に特定することができます。その結果、誰もがドラッグ&ドロップのワークスペースで、データソース、モデル、ビジュアライゼーション、ダッシュボードなどの複数のアセットを使ってコラボレーションできるようになり、全社的な可視性と信頼性を確保できるようになります。

Marketing Cloudのコンテキストキャンペーンダッシュボード: マーケティング担当者の自然なワークフローの中でパフォーマンス、メトリクス、トレンドを比較

重要な理由: ITリーダーの81%は、 データのサイロ化(英語)がデジタルトランスフォーメーションの妨げになっていると回答しており、ビジネスリーダーの94%は、データからさらなる価値を得るべきだと考えています。さらに、一般的な企業において、「意思決定を行うために現在データを使用している」と回答した従業員はわずか30%にとどまっています。Tableau Einsteinは、Salesforceやサードパーティ製アプリを含む業務フローの中で、コンテキストに沿ったデータやインサイトを提供しデータ活用の効率化を支援します。

Agentforce for Tableau:ホームページ、アプリ、Slackに埋め込まれた個々のメトリクスをクリックすることで、詳細の表示やQ&Aの開始が可能に

詳細情報/さらに詳しく:Tableau Einsteinは、Salesforceから共有されたメタデータフレームワークを活用して、セルフサービス性と俊敏性を後押しするよう設計されています。

  • 最新の分析のための自律型および支援型エージェントが、Tableauの主要ソリューションであるTableau Agent (旧Einstein Copilot for Tableau)やPulseで提供可能になります。Pulse はAI を使用して重要なメトリクスを自律的に特定し、Slack、メール、Salesforceのクラウド製品など、ユーザーが利用するアプリケーション内で、コンテキストに沿ったメトリクスを表示します。Tableau Agentと Pulse により、ユーザーは支援機能を使用して自然言語でデータに質問することができ、視覚的かつ説明的な回答がアプリケーション内のアクションに変換されます。分析担当者は、何百もの構築済みAPIエンドポイントでアクションを推進する組み込みのワークフローを強化することができます。Salesforceのクラウド製品と組み合わせると、Tableau Einstein はすぐに使えるメトリクス、予測 AI、AIエージェントを備え、将来に向けた傾向を予測するだけでなく、その予測に基づいて実行可能なステップを提案します。
  • Tableau Semanticsが、AI、AIエージェント、アナリティクスのデータにビジネスのコンテキストと意味付けを行い、関連データの発見や理解を向上させます。これにより、ユーザーがメトリクス、ディメンション、リレーションシップ、目標を作成し管理するための、柔軟でガバナンスの効いた環境を提供します。従来の BI と AI を組み合わせることで、顧客のビジネスに対する理解を基盤としたインサイトの一貫性と信頼性が生まれます。例えば、サービス担当者の顧客アカウントに関するインサイトは、最近の電話の履歴、製品購入、返品などの記録を基盤として生成されるため、Agentforce が微妙なニュアンスを理解した対応を行う能力が向上します。
  • あらゆるタッチポイントでリアルタイムのデータを安全に拡張し、つながりと一貫性のあるエクスペリエンスを実現します。Data Cloudとの深い統合、メタデータ主導の自動化、最適化(データ準備とデータ品質プロセスを含む)により、あらゆるチャネル、あらゆる部門のワークフローに連携することができます。これにより、マーケティング、セールス、サービス、その他の部門において、一貫性、カスタマイズ性、信頼性のあるメトリクスにアクセスして再利用することが可能となり、デジタル広告から決済プロセスに至るまで、あらゆるインタラクションにわたって、顧客のライフサイクルと満足度を全体的かつ詳細に把握することができるようになります。
  • API駆動型のオープンなプラットフォーム全体で構成と再利用が可能なアセットにより、企業はあらゆるユースケースにTableau Einsteinを構築でき、他のサードパーティアプリケーションにも拡張できます。 また、新しいマーケットプレイスの機能により、データモデルや分析アセットを企業内で共有、発見、使用したり、拡張されたTableau Publicを経由して利用したりできるようになります。サイロ化した組織の中でデータを活用するのではなく、社内で同僚が作成したアセットを共有して再利用し、作業をスピードアップすることができます。
ワークスペースであらゆるアセットを管理:モデル、ビジュアライゼーション、ダッシュボードなどをドラッグ&ドロップで一元管理可能に

Salesforceの視点:「私たちは今、企業が競合より優れた体験を顧客や従業員に提供するためにデータ活用の方法を変える自律型AI革命の真っ只中にいます。高性能なAIを使用して、データとアクションを人と結びつけることで、自律型および支援型のAIエージェントは、業務効率化の新たなパラダイムを体現し、すでに使用しているデータと分析基盤を将来にわたって有効に保ちます。 サイロ化されたデータを横断して情報を探し出したり、データ専門家でなくても、自分の業務を遂行するために必要な情報を入手できるようになりました。データとインサイトは誰にでも利用できるのです。 Tableau Einstein により、作業の流れを止めることなく直感的にインサイトを事前に取得し、アクションを起こすことができます」ー Salesforce Tableau 最高経営責任者(CEO)、ライアン・エイテイ(Ryan Aytay)

高性能なAIを使用して、データとアクションを人と結びつけることで、自律型および支援型のAIエージェントは、業務効率化の新たなパラダイムを体現し、すでに使用しているデータと分析基盤を将来にわたって有効に保ちます

Salesforce Tableau 最高経営責任者(CEO)、ライアン・エイテイ(Ryan Aytay)

提供時期:

  • Tableau Einsteinの一部は、Tableau+を通じてすでに利用可能です。将来的には、独立製品としてだけでなく、Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud、Commerce Cloudといった他のSalesforce製品にも統合される予定です。

詳細情報:

  • Salesforceのエキスパートによる信頼のおけるガイダンス、移行支援、再構築されたパートナーネットワークにより、Tableau Einsteinを迅速に導入し、その価値を享受することができます。
  • 2024年9月18日(水)開催のDreamforceの基調講演にて、Tableau EinsteinとAIアナリティクスの最新情報が紹介されました。Salesforce+でのオンライン視聴は、こちら(英語)。
  • 「Innovation Preview: The Future of Tableau」のオンデマンド視聴は、こちら(英語)。

Salesforceについて

Salesforceは、あらゆる規模の企業が AI時代に向けてビジネスを再構築できるよう支援します。Salesforceの信頼性の高いプラットフォームであるAgentforceを利用することで、企業は人とAIエージェントをつなぎ、AI、データ、アクションを原動力としてビジネスを成功に導くことができます。詳細は salesforce.com/jp をご覧ください。

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