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Salesforce、「製造業界のトレンド」レポートの日本語版を公開

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※本記事は2024年10月23日に米国で公開された Report: 85% of Manufacturers Say They Must Modernize to Remain Competitive を元に、日本語版のレポート完成を受け、日本向けに内容を加筆・再編集したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。


株式会社セールスフォース・ジャパン(代表取締役会長 兼 社長 小出 伸一、以下 Salesforce)は本日、最新の「製造業界のトレンド」レポートを発表し、製造業界の意思決定者のうち、日本を含む全世界800名以上の回答者から得られたインサイトを公開しました。本レポートでは、製造業界を再構築する最新のトレンドを明らかにするとともに、最大の成長機会と課題、それに対する対応の進化について紹介しています。また、コネクティビティの進化と人工知能(AI)のようなテクノロジーが製造業の未来をどのようにかたち作るのかも明らかにしています。

調査から得られたインサイトは以下の通りです。

  • サプライチェーンの最新化が定着:日本の製造業のうち34%は、2020年代初めに発生したサプライチェーンの分断が未だに続いていると回答しています。また、80%の回答者がサプライチェーンの最新化を進めたものの、将来起こり得るサプライチェーンの混乱リスクを低減するうえで、非常に効果的であったとの回答は38%にとどまりました。 
  • データ連携の不足がアフターマーケット業務の足かせに:日本の製造業のうち69%は、さまざまな収益源を追求する中で、サービスやアフターマーケット業務の大幅な変更または全面的な改革を行っています。しかし、顧客データ、IoTデータ、テレメトリーデータなど、このようなサービスに必要なデータが低品質であったり、アクセスが限られていたりという状況が明らかになりました。 例えば、69%の回答者は、IoTデバイスやその他のモニタリングツールから得られる接続されたデータがアクセス可能な単一の場所に集約されていないと答えています。 
  • AIの導入が本格化:日本の製造業において、AIを「すでに自社の業務に完全に導入している」と20%が回答しており、さらに47%は試験的に使用または導入の進行中にあるとしています。 しかし、いくつかの課題がAI導入の妨げとなっており、日本では「既存システムとの連携の難しさ」が最大の懸念事項として挙げられています。

Salesforceの視点:「世界的な緊張の高まり、サプライチェーンの分断や不安定な経済状況、労働人口の高齢化といったマクロ経済的な課題に直面する中、製造業はより迅速に連携しながら、インテリジェントに進化する必要があります。そのためには、すべてのデータを活用し、業務効率を高め、新しいサービスやアフターマーケットの収益源開拓に役立つ新しいツールやAI機能の活用が求められます」 – Salesforce 製造業および自動車業担当SVP兼GM、アチュート・ジャジュー(Achyut Jajoo)

世界的な緊張の高まり、サプライチェーンの分断や不安定な経済状況、労働人口の高齢化といったマクロ経済的な課題に直面する中、製造業はより迅速に連携しながら、インテリジェントに進化する必要があります。そのためには、すべてのデータを活用し、業務効率を高め、新しいサービスやアフターマーケットの収益源開拓に役立つ新しいツールやAI機能の活用が求められます

Salesforce 製造業および自動車業担当SVP兼GM、アチュート・ジャジュー(Achyut Jajoo)

調査方法:本レポートのデータは、製造業における営業、サービス、マーケティング、戦略、オペレーションの意思決定者、830 名を対象に実施した、二重盲検法による調査に基づいています。データは2024年5月30日から6月25日にかけて、北米、中南米、アジア太平洋、ヨーロッパの13カ国で収集されました。 調査方法および調査対象者の詳細については、本レポートをご覧ください。各国の調査結果には文化的バイアスの影響が含まれます。

詳細情報:

  • 「製造業界のトレンド」日本語版レポートのダウンロードは、こちら

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