AIを導入した日本の中堅・中小企業のうち88%が、収益の増加を実現
※本記事は2024年12月4日に米国で公開された New Research Reveals SMBs with AI Adoption See Stronger Revenue Growth – Salesforce を元に、日本語版のレポート完成を受け、日本向けに内容を加筆・再編集したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
株式会社セールスフォース・ジャパン(代表取締役会長 兼 社長 小出 伸一、以下 Salesforce)は本日、「中堅・中小企業向けトレンドレポート」(第6版)を発表し、日本からの200名を含む26カ国における中堅・中小企業のリーダー3,350名を対象とした調査から得られたインサイトを公開しました。
今回発表となった最新のレポートでは、自律型AIエージェントが急速に台頭する中、将来を見据えた中堅・中小企業がAIを活用して成長を促進している様子が明らかとなっています。
調査から得られた主なインサイトは以下の通りです。
- AIを受け入れる中堅・中小企業:全世界の中堅・中小企業のうち、75%が収益性、生産性、顧客体験の向上を理由にAIを試験導入または正式に導入していると回答しています。
- 日本の中堅・中小企業におけるAIの利用用途のトップ3には以下が挙げられています。
- マーケティングキャンペーンの最適化
- マーケティング対象オーディエンスの予測
- キャンペーン分析の自動化/新しいコンテンツの作成(同率)
- AIを導入した日本の中堅・中小企業の88%が、収益が増加したと回答しています。
- 日本の中堅・中小企業のリーダーの39%が、AI活用において競合に取り残されることを懸念しています。
- 日本の中堅・中小企業におけるAIの利用用途のトップ3には以下が挙げられています。
- 増大するテクノロジーの複雑性に直面:テクノロジーの選択肢が増え、機能も拡大するにつれ、中堅・中小企業のリーダーは自社の技術インフラの効率的な管理という課題に直面しています。
- 日本の中堅・中小企業リーダーの53%が「変化するテクノロジーに追いつくのに苦慮している」と回答しています。
- 日本の中堅・中小企業リーダーの40%が、「自社で使用しているテクノロジーを全て習得する時間はない」と回答しています。
- 日本の中堅・中小企業の45%が、データの質を向上させることで収益が増加すると考えています。
- AI時代における信頼の重要性:消費者の信頼(英語)はここ数年で最低レベルまで低下しています。中堅・中小企業はセキュリティに関するリスクや急速なテクノロジーの変化の中で、信頼のおけるパートナーシップの構築を重要視しています。
- 日本の中堅・中小企業の59%が、信頼できるベンダーのテクノロジーに追加投資する意向を示しています。
- 日本の中堅・中小企業が抱えるAIに関する懸念事項のトップ3は以下となりました。
- データの質の低さ
- セキュリティ上の懸念
- 戦略やユースケースの欠如
Salesforceの視点「中堅・中小企業のチームは小規模かもしれませんが、大きな影響をもたらすことができます。こういった企業の多くは飛躍的に成長しており、はるかに規模の大きな競合他社よりも少ないリソースで同等の圧力に直面しているにもかかわらず、そういった競合に匹敵する収益を上げています。人工知能(AI)が自律型エージェントに進化する中で、中堅・中小企業は、業務を効率的に拡張する大きなチャンスを得ています。AIエージェントは、顧客へのアプローチとバックオフィス作業の両方に個別に対応することができ、中堅・中小企業は限られたリソースでより多くのことを実現できるようになります。現在AIを活用している中堅・中小企業は、生産性の向上、顧客体験のパーソナライズ、収益の増加など、その明らかなメリットをすでに実感しています」- Salesforce Sales Cloud、セルフサービス&グロース製品担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、クリス・ビルマイアー(Kris Billmaier)
人工知能(AI)が自律型エージェントに進化する中で、中堅・中小企業は、業務を効率的に拡張する大きなチャンスを得ています。AIエージェントは、顧客へのアプローチとバックオフィス作業の両方に個別に対応することができ、中堅・中小企業は限られたリソースでより多くのことを実現できるようになります。現在AIを活用している中堅・中小企業は、生産性の向上、顧客体験のパーソナライズ、収益の増加など、その明らかなメリットをすでに実感しています
Salesforce Sales Cloud、セルフサービス&グロース製品担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、クリス・ビルマイアー(Kris Billmaier)
調査方法:
本レポートのデータは、2024年8月3日から9月16日にかけて、26カ国3,350名におよぶ中堅・中小企業のリーダーを対象に実施した、二重盲検法による調査に基づいています。調査方法および調査対象者の詳細については、レポートをご覧ください。
詳細情報:
Salesforceについて
Salesforceは、あらゆる規模の企業がAIを活用してビジネスを再構築できるよう支援します。企業向けとして初となるデジタル労働力を生み出すプラットフォームであるAgentforceは、Customer 360アプリケーション、Data Cloud、Einstein AIとシームレスに統合し、制限のない労働力を実現します。これにより人とAIエージェントが連携し、信頼性の高い単一のプラットフォームでビジネスを成功に導くことができます。詳細は salesforce.com/jp をご覧ください。
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